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木谷美雄

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木谷 美雄(義雄[1]、きたに よしお、1900年明治33年)10月12日[2] - 1945年昭和20年)6月30日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将功四級[3]

経歴

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山口県出身[2][3]1922年(大正11年)陸軍士官学校第34期卒業、陸軍歩兵少尉に任官[4]1940年(昭和15年)陸軍大学校専科第8期卒業後、同年12月に第24師団参謀となり[3]大東亜戦争に出征し、東安に駐屯する[2]

1944年(昭和19年)5月に第24師団参謀長に進み、同年8月に第32軍隷下となると沖縄へ転出し、圧倒的火力を誇る米軍相手に熾烈な抗戦を繰り広げた[2]。この間、1945年(昭和20年)6月10日に陸軍歩兵大佐に進む[2][3]。同月下旬に部隊は玉砕、同月30日に自決し、陸軍少将に特進した[2]

脚注

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  1. ^ 第24師団主要職員表」 アジア歴史資料センター Ref.C11110043100 
  2. ^ a b c d e f g 福川 2001, 257頁.
  3. ^ a b c d 外山 1981, 460頁.
  4. ^ 外山 1981, 454頁.

参考文献

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  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738