木田駅
木田駅 | |
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北口駅舎(2018年11月) | |
きだ KIDA | |
◄TB02 七宝 (1.7 km) (1.9 km) 青塚 TB04► | |
所在地 | 愛知県あま市木田道下54-2 |
駅番号 | TB 03 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 津島線 |
キロ程 | 5.4 km(須ヶ口起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
5,823人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)1月23日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
木田駅(きだえき)は、愛知県あま市木田道下にある、名古屋鉄道(名鉄)津島線の駅である。駅番号はTB03。
概要
[編集]旧海部郡美和町内にある唯一の駅で旧美和町の中心市街地にあり、甚目寺駅と共にあま市を代表する駅である。利用者も多いため全ての旅客列車が停車する。manacaが利用できる。2001年(平成13年)10月1日から2008年(平成20年)6月28日までの間は特急も停車していた。その後、2008年(平成20年)12月27日のダイヤ改正で特急が復活して再び停車駅となった。
歴史
[編集]開業当初は現在地より西方200mの位置にあり、駅舎もなく枕木を並べたホームがあるだけだった。現在地に移転したのは開業半年後のことである[1]。
- 1914年(大正3年)1月23日 - 開業。
- 1974年(昭和49年) - 急行停車駅になる[2]。
- 1980年(昭和55年) - ホーム延伸[2]。
- 1981年(昭和56年)9月16日 - 跨線橋完成[3]。
- 2001年(平成13年)10月1日 - 特急停車駅に昇格。その後2008年6月29日に廃止された。
- 2005年(平成17年)7月14日 - トランパス導入。
- 2008年(平成20年)12月27日 - 再び、特急停車駅になる。
- 2010年(平成22年)12月1日 - 南口駅舎完成[4]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2018年(平成30年)
- 2023年(令和5年)12月23日 - 終日無人化[6]。
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旧駅舎
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2010年に新設された南改札口
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームを持つ地上駅。駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理駅は須ヶ口駅)。2023年12月22日までは終日有人駅で、係員は北改札口に配置されていた。近年まで開業当時の駅舎が現存[7]していたが、2018年(平成30年)に改築された[5]。
北改札口と南改札口があり、それぞれの改札口付近には自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00〜22:00の間に限られる[8])と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)が1台ずつ設置されている。互いのホームは跨線橋で結ばれている。
ホームは津島方面が6両分、名古屋方面が8両分。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | TB 津島線 | 下り | 津島・弥富方面[9] |
2 | 上り | 須ケ口・名鉄名古屋・金山方面[9] |
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北改札口
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 津島・ 弥富方面 |
→ 須ヶ口・ 名古屋方面 |
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凡例 出典:[10] |
利用状況
[編集]- 移動等円滑化取組報告書によると、2020年度の1日平均乗降人員は5,823人であった[11]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は6,682人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中58位、津島線(8駅)中4位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は7,856人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中58位、津島線(8駅)中4位であった[13]。
- 『愛知県統計年鑑』によると2007年度(平成19年度)の1日平均乗車人員は3,232人、平成20年度は3,245人である。
あま市の統計によると、近年の1日平均乗降人員は下表の通りである。[14]
年度 | 1日平均 乗降人員 |
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2003年(平成15年) | 6,371 |
2004年(平成16年) | 6,291 |
2005年(平成17年) | 6,507 |
2006年(平成18年) | 6,467 |
2007年(平成19年) | 6,483 |
2008年(平成20年) | 6,490 |
全列車が停車し、乗車人数は津島線内では津島駅、甚目寺駅、須ヶ口駅に次いで4番目に多い。
駅周辺
[編集]2010年(平成22年)から駅周辺整備事業に着手し、2015年(平成27年)に木田駅前線が完成、開通した。
主な施設
[編集]- 旧:あま市役所(旧々・美和町役場) 現在のあま市役所はあま市七宝町沖ノ島に移転
- 愛知県立美和高等学校
- あま市立美和中学校
- あま市立美和小学校
- 美和歴史民俗資料館
- 蟹江川
- ナフコトミダ木田店
- 佐鳴予備校美和校
- 平安会館美和斎場
バス
[編集]- あま市巡回バス:北部・南部巡回ルート
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 美和町史編纂委員会(編)『美和町史』美和町、1982年、213頁。
- ^ a b 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.192.
- ^ 美和町史編纂委員会(編)『美和町史』美和町、1982年、212頁。
- ^ “津島線の歴史”、名鉄資料館:特別展示室(ウェイバックマシンによるアーカイブ。2020年8月12日取得)、2021年10月1日閲覧。
- ^ a b c “コンコース:木田駅竣工記念入場券”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2018年12月4日)
- ^ “一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年11月17日). 2023年11月17日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、121頁。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月12日閲覧。
- ^ a b “木田(TB03)(きだ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ あま市 都市づくり前提条件
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 木田駅 - 名古屋鉄道