木村育生
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木村 育生(きむら いくお、1958年7月8日 - )は、日本の実業家であり、株式会社インボイス創業者、イコールパートナーズ株式会社代表取締役である。
来歴
[編集]東京都出身。慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学商学部を卒業。大学1年時には、バスケットボール部のコーチ業にのめり込みすぎてしまい留年。「内部進学のため友達は最初から沢山いた。けれども留年して他の人より進級が1年遅れた。自分が4年生になると、皆が就職してしまい、1年遅れの自分に友達がいなくなってしまった」と当時を振り返る。寂しさと同時に劣等感を強く感じ、「就職したくない」との思いから、大学卒業後の1982年、米国ミシガン州立大学へ留学[1]。
1985年に帰国。同時に株式会社I.Q.Oを設立し代表取締役に就任。株式会社I.Q.Oはゼネラル通信工業株式会社を経て、2001年に株式会社インボイスへ社名変更し現在に至る。
2010年、インボイスのMBOを機に全役職を退任し、自らの資産を運用する目的でイコールパートナーズ株式会社を設立した。
元西武ライオンズ選手・監督の東尾修とは雑誌で対談して以来の親交があり、西武ドームの命名権にインボイスを勧めたのも東尾であった。
バスケットボールとの関わり
[編集]中学時代はバスケットボール部に所属するも、喘息気味のためレギュラーには入れなかった。しかし、高校時代に出身中学のバスケットボール部に出向き、大学1年時には出身中学のヘッドコーチも務めた。
2005年には、株式会社日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の代表取締役会長にも就任した。前述の東尾は2006年から2009年まで同リーグに所属する東京アパッチのゼネラルマネージャーを務めていた。
脚注
[編集]- ^ 管理者 (2005年12月23日). “人物列伝 ~(株)インボイス代表取締役社長 木村育生氏 | Jukushin.com”. 2021年10月16日閲覧。