木戸慎二
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
グランドスラム | ||
金 | 2014 チュメニ | 60kg級 |
金 | 2015 チュメニ | 60kg級 |
銅 | 2010 東京 | 60kg級 |
銅 | 2013 東京 | 60kg級 |
銅 | 2014 パリ | 60kg級 |
ユニバーシアード | ||
金 | 2013 カザニ | 60kg級 |
木戸 慎二(きど しんじ、1990年10月2日 - )は、日本の柔道家。広島県出身。階級は60kg級。身長162cm。組み手は左組み。段位は二段。血液型はB型。得意技は大内刈、脚三角からの縦四方固[1]。現在は岩倉高校の教員で、柔道部の監督を務めている[2]。
経歴
[編集]柔道は6歳の時に始めた[1]。崇徳中学から崇徳高校に進学するが、3年の時にインターハイ60kg級でベスト16に入ったくらいで際立った活躍は見られなかった[1]。日体大に進学すると、1年の時に全日本ジュニアで大学の1年先輩である山本浩史に内股で敗れるが2位となった。2年の時には1年後輩である伊左次雄介が付き人となり、講道館杯、グランドスラム・東京で3位になった。学生体重別では3年の時から2連覇を達成した[1]。4年の時には講道館杯で、大学の1年後輩である志々目徹を判定で破って優勝を飾った[1]。2013年に入ると、新ルールとなって最初の大会となるヨーロッパオープン・トビリシで優勝を果たした。春には大学を卒業して、パーク24に入社した[1][3]。7月にカザニで開催されたユニバーシアード決勝では、ロンドンオリンピック金メダリストである地元ロシアのアルセン・ガルスチャンを相手に「日本の柔道が負けるはずないと思っていた」と強気で攻め立てて指導3でリードすると、終了間際に小内巻込で一本勝ちして優勝を飾った[4][5][6]。11月の講道館杯では2連覇を果たした。 2014年2月のグランドスラム・パリでは3位だったが、7月のグランドスラム・チュメニでは優勝を飾った[7]。11月の講道館杯では決勝で山本に技ありで逆転負けして3連覇はならなかった。 2015年4月の選抜体重別では決勝で志々目を指導3で破り初優勝を飾った[8]。5月のアジア柔道選手権では2位にとどまった。7月のグランドスラム・チュメニでは前年に続いて2連覇を達成した[9]。
戦績
[編集]- 2009年 - 全日本ジュニア 2位
- 2010年 - 講道館杯 3位
- 2010年 - グランドスラム・東京 3位
- 2011年 - 学生体重別 優勝
- 2011年 - 講道館杯 5位
- 2012年 - 体重別 3位
- 2012年 - 学生体重別 優勝
- 2012年 - 体重別団体 3位
- 2012年 - 講道館杯 優勝
- 2013年 - ヨーロッパオープン・トビリシ 優勝
- 2013年 - ヨーロッパオープン・ブダペスト 3位
- 2013年 - ユニバーシアード 優勝
- 2013年 - 講道館杯 優勝
- 2013年 - グランドスラム・東京 3位
- 2014年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2014年 - グランドスラム・チュメニ 優勝
- 2014年 - 講道館杯 2位
- 2015年 - 体重別 優勝
- 2015年 - アジア選手権 2位
- 2015年 - グランドスラム・チュメニ 優勝
- 2016年 - アジアオープン・台北 優勝
- 2016年 - 国体 成年男子の部 優勝
- 2017年 - 実業個人選手権 2位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号
- ^ 柔道部 活動紹介・活動記録
- ^ パーク24柔道部 部員紹介
- ^ 柔道の木戸が金=ユニバーシアード 時事通信 2013年7月11日
- ^ 強気で攻めた木戸=ユニバーシアード 時事通信 2013年7月11日
- ^ Universiade Kazan 2013
- ^ 木戸、中村らが優勝=柔道グランドスラム 時事通信 2014年7月12日
- ^ 海老沼、田知本姉妹がV 柔道の全日本選抜体重別選手権 日本経済新聞 2015年4月5日
- ^ 高上、芳田らが優勝=柔道 時事通信 2015年7月19日