コンテンツにスキップ

木下賢志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

木下 賢志(きのした けんし、1959年1月13日 - )は、日本の厚生労働官僚厚生労働省年金局長、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官を経て、日本製薬工業協会理事長

人物・経歴

[編集]

千葉県出身。市川高等学校を経て、1983年一橋大学経済学部卒業、厚生省入省[1][2]。1993年島根県健康福祉部高齢者福祉課長。1996年行政改革委員会事務局上席調査員。1999年厚生省大臣官房政策課企画官兼国立病院・療養所組織再編推進室長[3]。2001年厚生労働省大臣官房総務課企画官。2008年厚生労働省年金局経済課長。2011年厚生労働省保険局総務課長[4][5][6][7]

2012年内閣府大臣官房審議官(経済財政運営担当)兼企業再生支援機構担当室次長兼高度人材受入担当室次長[3]。2014年厚生労働省大臣官房審議官(雇用均等・児童家庭・少子化対策担当)兼内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長[8][9][10]

2015年からは内閣官房内閣審議官と兼務して新設の一億総活躍推進室室長代理補となり、常駐職員のトップとして室長の杉田和博内閣官房副長官の下で一億総活躍国民会議事務局の実質的責任者を務めた[11][12][13]。2016年内閣官房社会保障改革担当室長兼1億総活躍推進室室長代理[14]

2017年厚生労働省年金局長[15]。2019年内閣官房内閣審議官内閣官房副長官補付)兼まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官[16][17]、社会保障改革担当室長[18]。2020年7月20日退職[19]。2021年みずほ銀行公共法人部顧問[20]。2023年日本製薬工業協会理事長[21]

脚注

[編集]
  1. ^ 「毎日フォーラム・霞が関ふるさと記:千葉県(下) -」毎日新聞
  2. ^ 「厚労次官に蒲原氏」日本経済新聞2017/7/4 14:15
  3. ^ a b 「厚生労働省幹部の経歴」日刊薬業
  4. ^ 「インタビュー:木下賢志・年金局長財政検証に向けた議論では、内閣府の経済見通しも参考にした幅広い検討を進める」年金時代2017/08/16掲載
  5. ^ 「【平成の歴代経済課長】〈10〉木下賢志氏 需要サイドと供給サイドのバランス感覚が肝要」日刊薬業2019/4/25
  6. ^ 「3 .11日本が震えた日」厚生労働省
  7. ^ 「【厚労省・木下経済課長】新薬価制度改革‐薬剤経済学的な視点加味した議論を」薬事日報2009年1月22日 (木)
  8. ^ 「人事、内閣府」日本経済新聞2012/9/19 5:00
  9. ^ 人事、厚生労働省日本経済新聞2014/7/11 0:00
  10. ^ 平成26年度鳥取県町村会政務研修会鳥取県
  11. ^ 「一億総活躍、主導権争い 各省に会議が乱立 政策の集約多難」2015/10/18付日本経済新聞 朝刊
  12. ^ 「一億総活躍推進室、15日新設」日本経済新聞2015/10/14付
  13. ^ 「人事、内閣官房」日本経済新聞2015/10/27 21:50
  14. ^ 内閣官房社会保障改革担当室、室長に木下賢志氏  政府人事日刊薬事2016/7/29 12:26
  15. ^ 「内閣審議官に木下氏 内閣官房」日本経済新聞2019/7/2
  16. ^ 「内閣官房毎日新聞2019年7月3日 東京朝刊
  17. ^ 「霞が関新キーパーソンに聞く/内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官・木下賢志氏」日刊工業新聞(2019/8/23 05:00)
  18. ^ 令和元年 2019年7月16日付官報 本紙 第50号 7頁
  19. ^ "【人事速報】警察庁ほか". 時評社. 2020年9月22日閲覧
  20. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和3年1月1日~同年3月31日分)令和3年6月 2 5 日 内 閣 官 房 内 閣 人 事 局
  21. ^ 製薬協 白石理事長の後任に元厚労省年金局長の木下賢志氏が就任 会長は上野裕明・田辺三菱代表取締役ミクスonline 2023/05/25 15
先代
宮島俊彦
内閣官房社会保障改革担当室長
2016年 - 2017年
次代
唐澤剛
先代
鈴木俊彦
厚生労働省年金局長
2017年 - 2019年
次代
高橋俊之
先代
稲山博司
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部地方創生総括官
2019年 - 2020年
次代
林﨑理
先代
井上誠一
内閣官房社会保障改革担当室長
2019年 - 2020年
次代
谷内繁