服部平次
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服部 平次 | |
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『名探偵コナン』のキャラクター | |
初登場 |
単行本10巻File.2「西の名探偵」 (アニメ48話「外交官殺人事件(前編)」) |
作者 | 青山剛昌 |
演 | 松坂桃李 |
声 |
堀川りょう 比嘉久美子(幼少時代) |
詳細情報 | |
愛称 |
平次 西の名探偵 平ちゃん |
別名 | 西の高校生探偵 |
性別 | 男性 |
職業 | 高校生探偵 |
家族 |
服部平蔵(父) 服部静華(母) |
国籍 |
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服部 平次(はっとり へいじ)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス『名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。
アニメでの声優は堀川りょう、幼少時代は比嘉久美子が担当している。ドラマでの俳優は松坂桃李が担当。
概要
[編集]「西の高校生探偵」と称される大阪の高校生探偵。私立改方学園[注 1]高等部2年に在籍。剣道部所属。同い年の工藤新一とは伯仲の推理力を持つライバル関係にあり、「西の服部、東の工藤」と並び称される[注 2]。
大阪弁[注 3]で喋る生粋の関西人であり、新一以上の熱血漢。色黒の肌は、本人曰く祖父譲りとのこと[注 4]。髪型は、天然にチョンと跳ねた前髪がトレードマーク[注 5]。父は大阪府警本部長の服部平蔵。母は服部静華。遠山和葉とは幼馴染で、初恋の相手[3]。大阪府寝屋川市在住[4]。誕生日は不詳[注 6]。
制服は学ラン。私服については時と場合によってさまざまな姿で登場している。愛用の野球帽には、シカゴ・ホワイトソックスをもじった「SAX」のロゴマークが入っている。和葉曰く「帽子のツバを正面に向けてる時は平次の推理スイッチオンで、後ろに戻した時がスイッチオフ」[5]。パンツは黒のトランクス[6][注 7]。
大阪在住のメインキャラクターであるにも拘らず[注 8]、地元の大阪で事件に遭遇することは少ない[注 9]。コナンの正体が新一と知ってからは、頻繁に事件を持ち込んで東京を訪れるようになった。また、和葉の登場以降は基本的に彼女と共に登場しているが、単独で登場することもある。
元々はアニメ化に際して灰原哀を先に登場させる予定だったが、出番を延期された彼女に代わり(詳細は黒ずくめの組織#アニメにおける変更点を参照)、アニメ制作会社側から「ライバルキャラが必要」と言われて作成され、服部が先行登場することになった[8]。また、寝屋川市在住という設定や剣道部所属という設定は、初登場時の担当編集者だった浅井認が同市出身で青山と同様に剣道少年だったことにちなんでおり、浅井は平次や和葉が話す大阪弁の監修も務めていたという[9][注 10]。
名前の由来はテレビドラマ『探偵物語』の服部刑事で、名前の「平次」は「刑事」を時代劇『銭形平次捕物控』の銭形平次にひっかけたもの[10]。
人物
[編集]コナン(新一)以上に勝ち負けにこだわる負けず嫌いな性格で、推理勝負となると冷静さを失ってしまうことが多々ある[注 11]。平蔵に殴られ「捜査妨害」と戒められても折れなかったり[4][注 12]、カンパニー(CIA)と関係がある事件であることが分かっても、コナンと同じく興味本位でのめり込む[14]。コナンに花を持たせる義理堅いところもあるが、彼が手柄を立てると大抵は「ええトコ取り」と気にする[15]。短気で喧嘩っ早く、白馬探からは「探偵としては血の気が多く先走りしがちで野蛮」と批判されたが、現場保存より人命の救助を優先する熱血漢である[16][注 13]。コナン(新一)と共通する言動も多いが、平次の方が直情的である[注 14]。また、探偵としての活動時には報酬を受け取らない主義を徹底しており、受け取った依頼料を返すために東京[11]や鳥取[19]までわざわざ出向いたことがある。
平蔵の肩書について話すことは嫌っており、大阪以外で彼の影響力を使ったのは小説版「京都新撰組殺人事件」のみ[23]。一方、父の部下である大滝警部から捜査情報を入手する、大阪府警の刑事やパトカーを私用で使うなど、父との関係を知る大阪府警に対しては親の七光りに肖ることが多い[24][注 15]。
一人称は「オレ」。口癖は「アホ」「ボケ」。周囲からの呼称は、「服部(コナン / 新一から。コナンとして他人がいる時は『平次兄ちゃん[注 16]』)」、「平次(和葉・両親)」、「服部君(毛利蘭・阿笠博士・目暮警部・高木刑事・鈴木園子・世良真純など)」、「大阪の〜(お友達・少年探偵・探偵君など)(灰原哀)」、「平次君(大岡紅葉)」、「平次・大阪の色黒ボウズ・大阪の探偵ボウズ・等(毛利小五郎)」、「平ちゃん(大滝警部)」、「(コナン君の)師匠(少年探偵団の光彦[注 17])」。
初対面の者や年上に対しても敬語をあまり使わず、対等の口調の大阪弁で話すことが多い。また、東京式アクセントが苦手で、OVA『消えたダイヤを追え!コナン・平次VSキッド!』では東京式アクセントによる標準語を練習するも、上手く発音できずコナンから駄目出しを受けている。さらに、東京を含む東日本の言葉にもあまり詳しくないようで、塩味を「しょっぱい」、果物を「水菓子」と表現することを知らなかった[27]。
両親からは探偵業よりも学業を優先させられており、「黄昏の館」に多くの名探偵が招待された際、中間テストが近いという理由で静華に断られてしまっている[28]。
シャーロキアンであるコナンに対し、平次はエラリー・クイーンの推理小説を好んでいる[29]。
第1回キャラクター人気投票での順位は5位(222票)。テレビ&劇場版15周年記念のキャラクター人気投票では3位、2012年連載800回記念キャラクター人気投票では5位だった。2017年、アニメ!アニメ!では「一番好きな関西弁キャラは?」と題するアンケートを実施した際、1位に服部平次が選ばれた。2020年5月7日発売の雑誌『ダ・ヴィンチ』2020年6月号で実施された「読者にしあわせを与えてくれたキャラ」ランキングでは10位を獲得した[30]。
怪盗キッドとは映画とOVAで5回接触しているが、原作での関わりは長らく無かった[31]。中森警部も同様であるが、同じく『まじっく快斗』の登場人物である白馬探とはキッドや中森に先がけて原作で対面している。なお、「怪盗キッドの瞬間移動魔術」においては、原作には無い大阪でテレビ中継を見るシーンがアニメで加えられた[32]。
劇場版には第3作『世紀末の魔術師』で初登場し、以降、第7作『迷宮の十字路』・第10作『探偵たちの鎮魂歌』・第13作『漆黒の追跡者』・第14作『天空の難破船』・第17作『絶海の探偵』・第21作『から紅の恋歌』・第27作『100万ドルの五稜星』に登場し、全作で和葉とペアで出演している[注 18]。
第7作・第10作・第21作・第27作ではコナンと共にメインを張っている。第13作・第14作・第17作では、コナンたちとは別行動で事件を捜査するサポート役として登場[注 19]。
能力
[編集]高校では剣道部に所属している。達人の両親譲りでもある剣の腕前はかなり高く、犯人に日本刀で襲いかかられた際にはその鞘で打ち倒したことがあり[3]、大学生の間では「大阪府警の人間を1人で全員倒した」という噂が広まっているほか、跳び箱に食い込んでしまった相手の刀の上に乗るという体術も披露している[4]。水泳や潜水も得意である[33]。
法医学[29][34]や民法[3]など法律の知識に精通しているほか、英語にも長けている様子が散見される。特に英語については、英語教師のジョディ・サンテミリオンとネイティブ並みの英会話を交わすほどの腕前[35][注 20]。一方、料理については新一と同様、まったく駄目とのこと[17]。
普通自動二輪車免許を持っており、作中で何度もバイクを利用している。愛車のバイクはKawasakiのKLX250[15]。劇場版では、犯人を追跡する際に公道用である同車両でオフロードや線路すら巧みに疾走する姿も描かれている[3]。
対人関係
[編集]新一(コナン)との関わり
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世間で自分と比較されている新一と対決するため、毛利探偵事務所に乗り込んだのが初登場[36][注 21]。その際、毛利小五郎が引き受けた依頼先で殺人事件に遭遇する。しかし、犯人が仕掛けたミスリードに乗せられて誤った推理をしてしまい、さらに風邪薬として飲まされた白乾児(パイカル)[注 22]で一時的に元の体に戻った新一に正しい推理をされ、自分の負けを認めた。さらに、新一の「真実は一つしかないのだから、推理に勝敗や優劣・上下関係は存在しない」という言葉に感銘を受けて考え方を改めた。ただし、「どちらが早く謎を解くか」については拘りが抜け切れていない様子[13][27]。
『ホームズフリーク殺人事件』でコナンに時計型麻酔銃を撃たれた際、その推理の途中で小五郎に殴られたショックによって目を覚まし、口調と論理の組み立て方からコナンの正体が新一であることに気付く[29]。以後コナンの良き協力者の1人となり、東京を訪れる際には毛利探偵事務所に泊めてもらったり食事を共にしたりする[37][16]ほか、偶然2人で同じ事件に遭遇すると上機嫌になったり[19]と、コナンと共同で事件を解決へ導くようになる。コナンが「工藤新一」として接することができる数少ない人物であり、コナンも平次のことを頼もしく思っている。コナンに影響されて「犯人を絶対自殺させない」と考えるようになる[34][24]。新一とは、中学校のスキー旅行の時に起きた事件ですでに対決していたが、平次はそのことに気付いていない[12][注 23]。
コナンが新一である事実が露見しないように気を付けてはいるが、ほぼ毎回コナンのことを「工藤」と呼んでしまい、その都度誤魔化している[34][17]。また、蘭がコナンの正体に気づいた際、疑いを晴らそうと独断で新一に変装して蘭の前に現れたことがある[38][注 24]。しかし、コナンが実は新一であることを直に話してくれるのを、蘭が秘かに待っているのではないかと考えている。蘭にだけはすべて話した方が良いとコナンに勧める発言も時折見せる[39][40][注 25]。
なお、平次自身はコナン(新一)の協力者として黒ずくめの組織と戦う意志を見せているが、2025年現在、組織とは直接接触するまでに至っていない。新一に変装した際に組織のメンバー・ウォッカにその姿を見られているのみで[注 26]、ベルモットも平次がコナンの協力者だと知りながら殊更には言及していない<[41]。このときは新一の母・有希子による特殊メイクを施されており、声は別地点にいるコナンが平次のネクタイに仕込んだスピーカーを通して出していた。[41]。組織へ「バーボン」として潜入中の公安警察捜査官である安室透(降谷零)に対しては、コナンの敵対者として警戒する素振りを見せている[42][注 27]。
和葉との仲
[編集]新一と蘭の関係と同じく両想いであるが、和葉への感情が恋愛なのかは中々理解できない時期が続いた。和葉のことは一途に想っているが、事件のことになると存在を忘れてしまうことが殆どだった[20][35]。また、和葉を「子分」呼ばわりしたり、単なる付き添いであることを強調したりすることも多かった[24][17]。
しかし、昔から心の底で和葉を意識しており、彼女が他の男と仲良くすると嫉妬で推理に集中できなくなってしまう[17][注 28]。また、崖から落ちそうになった和葉を助けようとした際には、平次を助けるために彼女から手の甲に破魔矢を刺されてもなお手を離さなかった[20]。
和葉が戎橋で悪漢に絡まれていた際には「オレの和葉に何さらしとんじゃ!」と激高し、掴みかかっている[22][注 29]。この件で和葉への恋愛感情を悟ったが、新一が蘭に告白した場所がロンドンのビッグ・ベン前だったことから[44]、彼に負けないシチュエーションで改めて和葉に想いを伝えるチャンスを待つようになる[15][45][46][注 30]。さらには修学旅行中の新一のサポートとして京都に来た際に清水寺で新一が蘭から頬にキスされるところ[注 31]を目撃したことで和葉に想いを伝えたいという気持ちが一層高まる[47]。怪盗キッドが絡んだ事件では、和葉に想いをどう伝えるかを意識するあまり目の前にいる和葉がキッドの変装であることに気付かず、最終的にはキスまでしようとしたが、後にキッドの変装と知らされて愕然としていた[31]。
普段は和葉に対する心情を隠しがちであるため、コナンや蘭をやきもきさせることも多い。しかし、平次が和葉への恋心を自覚してからは、コナンと蘭も平次が和葉へ動き出すことに安心するようにもなった。
ある日、平次は大阪のなにわハルカスの夕焼けが告白スポットになっていることを知り、そこで和葉に告白しようと考える。事件に邪魔され陽が落ちそうになり、諦めたように「ただ和葉に…好きやって言いたいだけなんやけどなぁ…」と漏らすが、それを偶然和葉に聞かれ、晴れて付き合うことになった[48]。
ライバル
[編集]探偵としてのライバルは新一だが、剣道でのライバルは京都泉心高校[注 32]剣道部にいる沖田総司である[4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「改方」は、火付盗賊改方の「改方」が由来である[1]。
- ^ ドラマ版では、和葉が「東の工藤、西の服部」と言うと「順番がちゃうわ!」と訂正を入れるほどのこだわりを見せた。
- ^ 小学館の特集本『コナンドリル』(ISBN 9784091794024)161頁で、「関西弁」ではなく「大阪弁」と明記されている。ただし、便宜上作中では関西弁と表現されることもある。
- ^ 当初は父・平蔵を色黒にする構想だったが、トーンを貼ると外国人に見えたということで祖父譲りの設定となった[2]。
- ^ 作者によれば、コナンや蘭の髪型同様に「キャラの特徴」として意識しているとのこと[2]。
- ^ サンデー公式ガイド『名探偵コナン90+PLUS』(小学館、2017年4月)の152頁で原作者の青山剛昌が語るところによれば、「(平次の誕生日は)まだ決めてないけど獅子座っぽくね?」とのこと。
- ^ 原作のみ。アニメではタオルで隠れている。
- ^ アニメオリジナルエピソードへの登場は2作のみで[7]、2013年以降にテレビ版で放送されている劇場版のプレストーリーにも一度も登場していない。
- ^ 劇場版第7作『迷宮の十字路』では、小五郎が依頼された京都の仏像盗難事件に対し、「関西で起きた事件なのに、どうして依頼人は俺に相談しなかったんや?」と不満を漏らしていたが、これは盗んだ仏像の白毫を持っていた平次を避けた犯人の思惑によるもの。
- ^ なお、服部の声を担当する堀川りょうは寝屋川市に隣接する枚方市出身。
- ^ 「シンフォニー号」の事件では、意見が割れたことでコナンに推理勝負を提案するが、単独捜査に走ったことが災いし、犯人に海へ突き落とされてしまった[11]。また、剣道大会で事件に巻き込まれた際には、やがて来るコナンを意識して彼が到着する前に事件を解こうと動き、犯人と大立ち回りになってしまった[4]。時折コナンと電話で最近解決した事件の件数を比べたりもしている[12]。和葉との推理対決ではわざと負けようとするも、勢いに乗ってそのまま解決してしまった[13]。
- ^ ただし、これは平次の性格を熟知していた平蔵が、平次を焚きつけて利用するためのものだった。
- ^ 同じく高校生探偵として知られる越水七槻には、「生存の可能性を否定されるまで、命を優先するのが探偵としての在り方」とその行動を肯定されている[16]。
- ^ 「小さいことでも根に持ち、仕返しをする」、「逮捕された犯人へのアフターケアなどは一切せず、逆に辛辣な言葉で追い打ちをかける[17][18]、「和葉に危害を加えた犯人の発言に激昂し、残酷な真実を告発する[19]」、「私情に駆られて真実を否定しかける[20]」、「事件をあまりに簡単に解決してしまったショックで上の空になる[21]」、「和葉のことが気になり考えに集中できなかった挙句、早合点の推理で周囲に迷惑をかける[22]」など。
- ^ そのことを平蔵は黙認しており[25]、逆に利用したこともある[4]。
- ^ 和葉の前で「服部」と叫んでしまった際には、彼女にたしなめられた[3]。また、一度だけ平次に計画を潰されて「色黒男」と怒りを込めて呼んだことがある[13]。なお、コナンの正体を知っている相手や少年探偵団の前では「服部」と呼び、対等な口調で接している。
- ^ 平次が少年探偵団にコナンの師匠だと吹き込んだことによる[26][22]。
- ^ ただし、番外編の『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』のみ、和葉を伴わず大滝と共に台詞なしで登場している。
- ^ 第14作と第17作では共犯者を追い詰める活躍を見せている。
- ^ 担当声優の堀川は、実用英語検定準一級を所持している。
- ^ 連続ドラマ版では、剣道の試合で和葉と東京に来た際に偶然遭遇した新一と蘭と共に事件に巻き込まれ、東西探偵の競演で解決している。そのとき、新一は平次の実力を見るため、「土伊流(ドイル)」という偽名で普通の高校生を名乗ったが、彼が披露した推理力から平次はその正体に気付いた。単発ドラマ版第4作でも呼び名は「ドイル」のままである。
- ^ この白乾児は、大阪から平次が持ってきたものである。
- ^ コナン(新一)は平次からの電話で、自分が平次と対決していたことに気づいた。
- ^ 平次自身は完璧な変装をしたつもりだったが、変装が中途半端(髪型を変え、顔にファンデーションを塗っただけ)で口調が大阪弁のままだったため、蘭にはあっさり見破られた。
- ^ コナン=新一は「今真相を話せば蘭も危険に晒す可能性がある上に、蘭は他人のことを自分のことと考えて一人で抱え込む優しすぎる面もあるため、今の現状でそう簡単には話すことができない」と考えている。
- ^ ウォッカは直後にジンに報告しているため、ジンも平次の存在は認識している。
- ^ 平次が死んだはずの新一に変装したことが、組織内の情報として安室の耳に入っているかは不明。
- ^ 一時期は何故「彼女の傍に男がいるとイライラするのか」理解できず、コナンに「ガキだな」と言われて逆上してしまうこともあった。
- ^ アニメ版では「〜何さらしとんのじゃ!」。なお、後に和葉から発言の真意を問われた際には「大事なんは証拠や」とごまかした[22]が、音声をコナンに録音されてしまっており、元のデータは削除してもらったものの、少年探偵団にまでコピーデータが拡散していた。灰原に至っては携帯の着信音に設定していた[43]。
- ^ 戎橋は、先代の橋が架けられていた時代から「ひっかけ橋」の通称を持つナンパスポットとして地元に知られており(詳細は該当項目を参照)、想いを真剣に伝える場所としてはふさわしくないと認知されている。
- ^ 正面から見ていなかった平次は、角度のせいで「口と口でキスした」と勘違いしている。
- ^ 「
泉心 ()」は新撰組の「新撰 ()」を逆にしたものが由来である[1]。
出典
[編集]- ^ a b 青山 剛昌 (2000年9月27日). “Vol.4”. サンデーまんが家BACKSTAGE. 小学館. 2016年2月16日閲覧。
- ^ a b “『名探偵コナン』青山剛昌によるキャラクター豆知識 鈍感王は…平次、お前やっ!!”. シネマトゥディ (シネマトゥディ). (2017年4月16日) 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e 劇場版第7作『迷宮の十字路』。
- ^ a b c d e f 単行本31巻File.8「浪花の剣士」 - 32巻File.4「悲しみの虎の巻」(アニメ263話「大阪ダブルミステリー 浪速剣士と太閤の城」)。
- ^ 単行本74巻File.8「EYE(イーワイイー)」 - 75巻File.2「親子の間の錯視」(アニメ652話 - 655話「毒と幻のデザイン」)。
- ^ 単行本23巻File.4「影の計画師」 - File.9「証人生還」(アニメ174話「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」)
- ^ アニメ554話 - 555話『こうのとりミステリーツアー』、アニメ965話 - 968話『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』
- ^ 週刊少年サンデー2013年33号特別付録および83巻巻末より。
- ^ “名探偵コナンと歩んで25年” (pdf). 寝屋川市ホームページ. 寝屋川市. 2020年10月1日閲覧。
- ^ 小学館の特集本『コナンドリル(ISBN 9784091794024)』153頁。
- ^ a b 単行本23巻File.4「影の計画師」 - File.9「証人生還」(アニメ174話「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」)。
- ^ a b 単行本50巻File.8「平次の思い出」 - 51巻File.1「吹雪の中の復讐」(アニメ490話「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決」)。
- ^ a b c 単行本43巻File.6「どっちの推理ショー!?」 - File.9「仕組まれたメッセージ」(アニメ381話 - 382話「どっちの推理ショー」)。
- ^ 単行本56巻File.7「西からの手がかり」 - File.9「カンパニー」(アニメ484話 - 485話「黒い写真の行方」)。
- ^ a b c 単行本88巻File.5「ゾンビブレイド」 - File.9「灯台下暗し」(アニメ830話 - 832話「ゾンビが囲む別荘」)。
- ^ a b c 単行本54巻File.9「東の高校生探偵」- 55巻File.2「熱血探偵」(アニメ479話「服部平次との3日間」)。
- ^ a b c d e 単行本47巻File.8「出現マジック」 - File.11「奇術師失格」(アニメ406話 - 408話「コナン平次の推理マジック」)。
- ^ 「大岡紅葉の挑戦状」
- ^ a b c 単行本25巻File.4「蜘蛛屋敷」 - File.8「言葉にできない」(アニメ166話 - 168話「鳥取クモ屋敷の怪」)。
- ^ a b c 単行本28巻File.6「人魚の呪い?」 - File.10「報われぬ心」(アニメ222話 - 224話「そして人魚はいなくなった」)。
- ^ 単行本79巻File.3「情況的密室殺人」 - File.5「先生のトリック」(アニメ710話 - 711話「みんなが見ていた」)。
- ^ a b c d 単行本83巻File.7「探偵の師匠」 - File.9「麻薬取引現場」(アニメ763話 - 764話「コナンと平次 恋の暗号」)。
- ^ 「京都新撰組殺人事件」シリーズ第7話『さらなる脅迫状』200-201頁。
- ^ a b c 単行本19巻File.5「食いだおれの街」 - File.8「免許証の秘密」(アニメ118話「浪速の連続殺人事件」)。
- ^ 小学館の特集本『コナンドリル(ISBN 9784091794024)』317頁。
- ^ 単行本66巻File5「もののけ倉」 - File7「倉の秘密」(アニメ571・572話「もののけ倉でお宝バトル」
- ^ a b 単行本74巻File.5「どっちが名探偵なんだ?」 - File.7「魔法の料理」(アニメ651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」 )。
- ^ 単行本30巻File.4「糾合」 - File.7「誑欺」(アニメ219話「集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド」)。
- ^ a b c 単行本12巻File.7「マイクロフトでの集い」 - 13巻File.1「本当の姿」(アニメ57話 - 58話「ホームズフリーク殺人事件」)。
- ^ a b 単行本96巻File.4「氷中」 - File.7「遺品」(アニメ983話 - 984話「キッドvs高明 狙われた唇」)。
- ^ 単行本61巻File.1「
紫紅の爪 ()」 - File.4「Zero ()」(アニメ515話「怪盗キッドの瞬間移動魔術」)。 - ^ 単行本35巻File.11「デス・アイランド」 - 36巻File.4「姫と龍宮城」(アニメ291話 - 293話「孤島の姫と龍宮城」)。
- ^ a b c 単行本15巻File.10「血染めの包帯」 - 16巻File.3「炎の絆」(アニメ77話 - 78話「名家連続変死事件」)。
- ^ a b 単行本34巻File.2「反撃の糸口…」 - File.4「あんた何者や」(アニメ277話 - 278話「西の名探偵vs.英語教師」)。
- ^ 単行本10巻File.2「西の名探偵」 - File.5「東の名探偵現る!?」(アニメ48話 - 49話「外交官殺人事件」)。
- ^ 単行本39巻File.1「誘う赤馬」 - File.5「愚かなる模倣」(アニメ325話 - 327話「炎の中に赤い馬」)。
- ^ 単行本26巻File.3「覆われた真実」 - File.4「命懸けの復活」(アニメ191話「命がけの復活 黒衣の騎士」)。
- ^ 単行本26巻File.1「迷える心」 - File.2「突然の侵入者」(アニメ190話「命がけの復活 第三の選択」)
- ^ 単行本63巻File.3「回る凶器」(アニメ第524話「憎しみの青い花火(前編)」)
- ^ a b 単行本42巻File.5「満月の夜と黒い宴の罠」 - File.10「ラットゥンアップル」(アニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」)。
- ^ 単行本92巻File.11「喫茶ポアロで暇潰し」 - 93巻File.2「喫茶ポアロで謎解きを」(アニメ885話 - 886話「謎解きは喫茶ポアロで」)。
- ^ 単行本86巻File.5「鎌鼬あらわる」 - File.8「鎌鼬の幕切れ」(アニメ808話 - 809話「かまいたちの宿」)
- ^ 単行本71巻File.3「名探偵の弟子」 - 72巻File.1「厄介な難事件」(アニメ616話 - 621話「ホームズの黙示録」)。
- ^ 単行本90巻File.10「宿里村の怪」 - 91巻File.3「悲しき鵺伝説」(アニメ872話 - 874話「コナンと平次の鵺伝説」)。
- ^ 単行本93巻File.9「今日こそ決着を」 - 94巻File.1「ちょー待て」(アニメ916話 - 917話「恋と推理の剣道大会」)。
- ^ 単行本94巻File.8「鮮紅の天井」 - 95巻File.2「濃紅の予兆」(アニメ927話 - 928話「紅の修学旅行」)。
- ^ 単行本106巻File.6「朱殷色の開演」 - 106巻File.10「茜色の千秋楽」。
外部リンク
[編集]- 服部平次 - 名探偵コナン(読売テレビ) - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- 服部平次 - 名探偵コナン(読売テレビ)
- 服部平次 - 「名探偵コナン」ドラマスペシャル 工藤新一 京都新撰組殺人事件(読売テレビ)