有明 (札幌市)
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有明 | |
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北緯42度56分5.3秒 東経141度25分18.6秒 / 北緯42.934806度 東経141.421833度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
市町村 | 札幌市 |
行政区 | 清田区 |
町名制定 | 1944年(昭和19年)[1] |
面積 | |
• 合計 | 32.99386 km2 |
人口 | |
• 合計 | 142人 |
• 密度 | 4.3人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
004-0821 |
市外局番 | 011[WEB 2] |
ナンバープレート | 札幌 |
面積は人口統計ラボによる[WEB 3] |
地理
[編集]有明は隣接する南区滝野と並んで滝が多い[4]。滝野周辺は約4万年前に支笏湖を形成した火山からの火砕流堆積物が厚く、その一部は溶結凝灰岩となっている[5]。強溶結の部分は堅くて川の下方浸食を受けにくいので、やわらかい火山灰地層との境目で高低差ができ、滝が形成される。その滝が強溶結を削りながら後退していく過程で、川の本流と支流の合流点を越えると、本流に加えて支流にも新たに滝ができる。一帯に滝が多いのはこうした理由によると考えられる[6]。
歴史
[編集]地名の由来
[編集]篠路屯田兵給与地として開拓され、公有地とされていた土地であること、豊平町の東部に位置していることに由来するという[1]。
「公有地」の「有」に、「明るい」イメージを加えて命名された[WEB 4]。
沿革
[編集]- 1890年(明治23年) - 開拓開始[1][WEB 4]。
- 1900年(明治33年) - 公有地神社(後の有明神社)が創設される[WEB 4]。
- 1911年(明治44年) - 豊平町厚別尋常小学校付属特別教授場(後の有明小学校)が設置される[WEB 4]。
- 1944年(昭和19年) - 札幌郡豊平町大字月寒村の一部により、同町有明として成立[1]。
- 1961年(昭和36年) - 合併に伴い、札幌市有明となる[1]。
- 1972年(昭和47年) - 豊平区成立に伴い、同区有明となる[1]。
- 1997年(平成9年) - 清田区成立に伴い、同区有明となる。
主な施設
[編集]教育
[編集]通学区域
交通
[編集]主要道路
[編集]交通機関
[編集]北海道中央バスが福住駅(福住バスターミナル)や大谷地駅(大谷地バスターミナル)などへ運行。路線詳細は北海道中央バス大曲営業所を参照。
脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ 札幌市 (2017年3月15日). “人口統計”. 札幌市. 2017年3月20日閲覧。
- ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2015年3月27日閲覧。
- ^ “北海道札幌市清田区”. 人口統計ラボ. 2016年10月16日閲覧。
- ^ a b c d e f 札幌市清田区 - 各地区の概況
- ^ 北海道教育庁新しい高校づくり推進室 (2014年10月28日). “道立高等学校の通学区域について 別表(第1条関係)” (PDF). 北海道教育委員会. 2015年3月27日閲覧。
- ^ 札幌市教育委員会生涯学習部学校施設課 (2012年5月17日). “清田区中学校”. 札幌市. 2015年3月27日閲覧。
- ^ 札幌市教育委員会生涯学習部学校施設課 (2013年10月1日). “清田区小学校”. 札幌市. 2015年3月27日閲覧。
書籍
[編集]参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 1 北海道 上巻』角川書店、1987a。ISBN 4-04-001011-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 1 北海道 下巻』角川書店、1987b。ISBN 4-04-001012-4。
- 前田寿嗣『歩こう!札幌の地形と地質』北海道新聞社、2007年5月10日。ISBN 978-4-89453-410-0。
- 青木由直『札幌の秘境』北海道新聞社、2009年6月15日。ISBN 978-4-89453-507-7。
外部リンク
[編集]- 北海道札幌市清田区有明 (011102300) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット - Geoshapeリポジトリ
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