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月不見の池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月不見の池

月不見の池(つきみずのいけ)とは、新潟県糸魚川市に位置するである。所在地は、糸魚川市大字上出419(標高160m)である。

天然の池で、面積は2.9ha、最高深度は5m。

概要

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鬱蒼たる樹木や樹木に絡まる藤の蔓、巨岩などに囲まれた地形で、水面に映る月の姿が見えないことから名づけられたという[1]。池から見える巨岩は、越後八十八ヶ所の一部である。越後八十八ヶ所は、霊所四国八十八番のミニチュアを模しており、八十八体の石仏があるとされているが、現在は草木が生い茂り風化も進み、確認は困難を要する。

月不見の池は、の名所として知られ、毎年5月中旬の日曜日に、「月不見の池と藤まつり」が開催されている[2]。なお、藤の花が咲く季節(毎年5月)には池の近くの新町区(あらまちく)においても「藤祭」が開かれている[2]。糸魚川市の猪又酒造は、この池の名を冠した清酒を発売している[3]

周辺

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  • 不動山城
  • 真光寺の大イチョウ
  • 越後八十八ヶ所

交通

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脚注

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  1. ^ 月不見の池の藤 にいがた観光ナビ、2012年8月12日閲覧。
  2. ^ a b 藤まつり にいがた観光ナビ、2012年8月12日閲覧。
  3. ^ 猪又酒造(株)/「月不見の池」 にいがた観光ナビ、2012年8月12日閲覧。

外部リンク

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