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最上川 (タンカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最上川
基本情報
船種 タンカー
船籍 日本の旗 日本
所有者 川崎汽船
運用者 川崎汽船
建造所 今治造船西条工場
IMO番号 9229439
経歴
起工 2000年10月7日
進水 2001年6月2日
竣工 2001年11月28日
要目
総トン数 160,229 トン
載貨重量 299,999 トン
全長 329.95 m
垂線間長 317.0 m
全幅 60.0 m
深さ 30.3 m
喫水 21.26 m
機関方式 ディーゼル
主機関 三井-MAN-B&W 8S80MC MkVI 1基
推進器 1軸
出力 39,600馬力
最大速力 17.057 ノット
航海速力 15.8 ノット
乗組員 33名
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最上川(もがみがわ)は、川崎汽船が所有・運航していた原油タンカー

名前の由来は山形県を流れる清流、最上川から。

概要

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2001年に今治造船西条工場で建造された。今治造船では初のVLCCである。

2007年1月8日(日本時間9日)サウジアラビアからシンガポールへ向けて原油を積載して航行中、アラビア海ホルムズ海峡でアメリカ海軍の原子力潜水艦「ニューポート・ニューズ」に接触される。接触箇所は左舷船尾船底部で、乗員に怪我は無かったが、左舷バラストタンクが損傷。4枚全てのスクリュー・プロペラ先端部も約8cm欠損した。翌9日アラブ首長国連邦コールファッカン港沖にて応急修理を実施し、日本海事協会から航行許可を得て、10日シンガポールへ向け出港した。

脚注

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参考文献

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  • 海上技術安全研究所、舵社『船と海のサイエンス』2002年夏季号 Vol.1
  • 海人社『世界の艦船』2002年3月号 No.593
  • 海人社『世界の艦船』2007年3月号 No.671
  • 川崎汽船 ニュースリリース 【VLCC「最上川」接触事故の件】2007年1月9日

外部リンク

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