時実早苗
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時実 早苗(ときざね さなえ、1947年 - )は、日本のアメリカ文学者、千葉大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]東京都立立川高等学校卒、1970年東京教育大学文学部英文科卒、1973年同大学院文学研究科修士課程修了。 1995年「The politics of authorship」で文学博士(筑波大学)。 1973年立正女子大学助手、1974年東京成徳短期大学講師、1976年名古屋大学教養部講師、1981年同総合言語センター助教授、1987年東京農工大学助教授、1993年教授、1998年千葉大学文学部教授。 2013年定年退任、名誉教授となり、大妻女子大学文学部教授。2018年退職。
著書
[編集]- Faulkner and/or writing : on Absalom, Absalom! 初版 Liber Press, 1986
- The politics of authorship : Henry James's system of writing 初版 Liber Press, 1996
- 『手紙のアメリカ』(南雲堂) 2008.2
- 『ポストマンの詩学 郵便配達の文化表象』(フィギュール彩、彩流社) 2017.8
翻訳
[編集]- 『ポール・ド・マン 脱構築と美学イデオロギー批判』(クリストファー・ノリス、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 2004.4
- 『キーパーソンで読むポストモダニズム』(ハンス・ベルテンス, ジョウゼフ・ナトーリ編、土田知則, 篠崎実, 須藤温子, 竹内康史共訳、新曜社) 2005.6
- 『バイオフィーリアをめぐって』(スティーヴン・R・ケラート, エドワード・O・ウィルソン編、荒木正純, 船倉正憲共訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 2009.9
- 『パーディタ メアリ・ロビンソンの生涯』(ポーラ・バーン、桑子利男, 正岡和恵共訳、作品社) 2012.3