旧入江家住宅
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旧入江家住宅(きゅういりえけじゅうたく)は、兵庫県高砂市曽根町に所在する、江戸時代の住宅建築。入江家が使用した民家で、兵庫県指定重要有形文化財に指定されている。
入江家は江戸時代に塩田を経営し、曽根村の庄屋も務めた[1]。江戸時代後期の屋敷構えが良好に保存されている。
概要
[編集]南北に長い敷地(約1436平方メートル)に建ち、以下の建築により構成される[1]。表門は敷地の南側に位置し、主屋と新座敷を挟んで北側に土蔵がある[1]。
基本的に11月第一土日曜日を除いて内部の公開はなされていない[1]。
年表
[編集]- 1785年(天明5年)- 主屋を建築
- 1828年(文政11年) - 新座敷「酔古亭」を増築
- 1830年(文政13年) - 表門を建築
- 天保年間(1830年 - 1844年) - 表屋を建築
- 1864年(元治元年) - 新蔵を増築
- 1988年(昭和63年)- ひょうご住宅百選に選ばれる
- 2001年(平成13年) - 入江家より高砂市に寄贈[1]
- 2010年(平成22年)- 表屋保存修理工事が竣工
文化財指定
[編集]- 1994年(平成6年): 高砂市指定文化財
- 2002年(平成14年): 兵庫県指定重要有形文化財[1]
交通
[編集]- 山陽電気鉄道本線「山陽曽根駅」から北へ徒歩約15分[2]
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)JR神戸線「曽根駅」から南へ徒歩約25分
- じょうとんバス31系統「曽根」(旧「曽根東口」)バス停から北へ徒歩約5分
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 旧入江家住宅 高砂市教育推進室生涯学習課文化財係
座標: 北緯34度46分51.4秒 東経134度46分25.9秒 / 北緯34.780944度 東経134.773861度