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旧入江家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
表門・表屋(2022年撮影)

旧入江家住宅(きゅういりえけじゅうたく)は、兵庫県高砂市曽根町に所在する、江戸時代住宅建築。入江家が使用した民家で、兵庫県指定重要有形文化財に指定されている。

入江家は江戸時代に塩田を経営し、曽根村の庄屋も務めた[1]。江戸時代後期の屋敷構えが良好に保存されている。

概要

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南北に長い敷地(約1436平方メートル)に建ち、以下の建築により構成される[1]。表門は敷地の南側に位置し、主屋と新座敷を挟んで北側に土蔵がある[1]

  • 主屋: 1785年建築[1]
  • 表屋: 天保年間建築[1]
  • 表門: 1830年建築[1]
  • 新座敷: 1828年建築[1]
  • 土蔵
  • 庭園(築山式枯山水

基本的に11月第一土日曜日を除いて内部の公開はなされていない[1]

年表

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  • 1785年(天明5年)- 主屋を建築
  • 1828年(文政11年) - 新座敷「酔古亭」を増築
  • 1830年(文政13年) - 表門を建築
  • 天保年間(1830年 - 1844年) - 表屋を建築
  • 1864年(元治元年) - 新蔵を増築
  • 1988年(昭和63年)- ひょうご住宅百選に選ばれる
  • 2001年(平成13年) - 入江家より高砂市に寄贈[1]
  • 2010年(平成22年)- 表屋保存修理工事が竣工

文化財指定

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  • 1994年(平成6年): 高砂市指定文化財
  • 2002年(平成14年): 兵庫県指定重要有形文化財[1]

交通

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 旧入江家住宅”. 高砂市 (2020年9月1日). 2020年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月3日閲覧。
  2. ^ 『旧入江家住宅』パンフレット

外部リンク

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座標: 北緯34度46分51.4秒 東経134度46分25.9秒 / 北緯34.780944度 東経134.773861度 / 34.780944; 134.773861