コンテンツにスキップ

日隆 (日蓮正宗)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日隆(にちりゅう、1874年8月10日 - 1947年3月24日)は、大石寺第61世法主。水谷姓。石柳阿闍梨。一道院。道号は秀道。

62世日恭に法を付属し隠居したが、1945年日恭が火災で遷化したため、再度、登座し、63世日満に法を付嘱した。 64世日昇は日隆の義弟。

略歴

[編集]
  • 1874年明治7年)8月、誕生。
  • 1928年昭和3年) - 1935年(昭和10年)、常泉寺(東京都墨田区向島)住職を勤める。水谷秀道。
  • 1930年(昭和5年)、背任罪で起訴と報道された。しかし、その後、有罪であるとか不起訴になったという資料は見つからない。
  • 1935年(昭和10年)、60世日開より法の付嘱を受け、大石寺第61世日隆として登座。
  • 1937年(昭和12年)、62世日恭に法を付嘱し隠居。
  • 1945年(昭和20年)、客殿焼失。62世日恭の遷化を受け、再度登座する。
  • 1945年(昭和20年)、戒壇の大御本尊の化粧直しを実施。
  • 1946年(昭和21年)、63世日満に法を付嘱して隠居。
  • 1947年(昭和22年)3月24日、72歳で遷化(死去)した。


先代
日開
大石寺住職一覧
第61世:1935-1937
再登座:1945-1946
次代
日恭