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日野ゴルフ倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日野ゴルフ倶楽部
Hino Golf Club
日野ゴルフ倶楽部
日野ゴルフ倶楽部の空中写真。
1982年9月27日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
滋賀県蒲生郡日野町杣1146-1
座標: 北緯35度3分10.33秒 東経136度16分21.5秒 / 北緯35.0528694度 東経136.272639度 / 35.0528694; 136.272639
概要
開業 1972年昭和47年)10月15日
運営 メンバーシップコース
設計 鈴木 正一
運営者 観光日本株式会社
トーナメント ・1979年 第44回 日本オープンゴルフ選手権競技大会
コース
King Course

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 415 1 5 505
2 5 510 2 4 380
3 4 405 3 3 191
4 3 225 4 4 435
5 4 410 5 4 430
6 4 365 6 4 415
7 5 560 7 5 530
8 3 205 8 3 200
9 4 430 9 4 424
36 3525 36 3510
Queen Course

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 420 10 4 415
2 4 372 11 4 396
3 3 179 12 3 206
4 4 370 13 5 531
5 5 509 14 4 416
6 3 192 15 3 179
7 4 420 16 5 540
8 5 538 17 4 392
9 4 394 18 4 397
36 3394 36 3472

その他
公式サイト 日野ゴルフ倶楽部
テンプレートを表示

日野ゴルフ倶楽部(ひのゴルフくらぶ)は、滋賀県蒲生郡日野町に広がるゴルフ場である。

概要

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観光日本株式会社・安達慎三と久保田粂吉は、1970年昭和45年)7月15日、ゴルフ場の用地探しに八日市市を訪れていたところ、そこで、滋賀県蒲生郡日野町のゴルフ場誘致計画を知った[1]。日野町では工業団地の誘致計画を進めており、そのためにゴルフ場が必須と考えてのことだった[1]。ゴルフ場用地は、杣地区を中心に中之郷の4部落である[1]。安達の計画では18ホールの予定だったが、地元の要望で36ホールのゴルフ場の建設に変更した[1]

コース設計は、安達建設の鈴木正一が担当し、工事を安達建設株式会社に決まった[1]。建設予定地を検分した鈴木は太鼓判を押した[1]1972年(昭和47年)10月15日、キングコース18ホールが完成、開場された[1]。翌1973年(昭和48年)10月、クイーンコース18ホールが完成、36ホール規模のゴルフ場が誕生した[1]

コースは、全体的になだらかな起伏のあるダイナミックな丘陵コースである[2][3]。キングコースの特徴は、フェアウェイはフラットでバンカーは少ない。クイーンコースは、フェアウェイに起伏があるが、砲台グリーンが多いので戦略的なアプローチが求められる[2][3]

日本のプロゴルフメジャー大会の1つ、日本ゴルフ協会主催競技でもあり、日本選手権大会に相当する、日本オープンゴルフ選手権競技大会など多くの大会開催の実績がある。

所在地

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〒529-1611 滋賀県蒲生郡日野町杣1146-1

コース情報

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  • 開場日 - 1972年10月15日
  • 設計者 - 鈴木 正一
  • 施工者 - 安達建設株式会社
  • 面積 - 1,650,000m2(約49.9万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 36ホールズ、パー144、キングコース7,035ヤード、クイーンコース6,864ヤード、コースレート キングコース75.0、クイーンコース73.4
  • グリーン - 1グリーン、ニューベント
  • フェアウエイ - ベント
  • ラフ - ノシバ
  • プレースタイル - 乗用カート(5人乗り)、リモコン式 、クインコース 全組セルフプレー、クイーンコース セルフプレー
  • 練習場 - 26打席 200ヤード
  • 休場日 - 毎週火曜日、12月31日、1月1日[4]

クラブ情報

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  • ハウス面積 - 3,300m2(998.2坪)
  • ハウス設計 - 株式会社彦谷建築設計事務所
  • ハウス施工 - 不二建設株式会社[4]

ギャラリー

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交通アクセス

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メジャー選手権

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エピソード

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  • 「京都ゴルフ倶楽部」・上賀茂コース(1948年昭和23年)開場、設計・シェフィールド)と「日野ゴルフ倶楽部」は、安藤建設グループの観光日本株式会社が経営している兄弟ゴルフコースである[7]
  • 「京都ゴルフ倶楽部」・上賀茂コースの工事完成間際、フェアウェイは出来たがラフに張る野芝がなく困った、旧陸軍八日市飛行場跡の滑走路側帯の野芝の情報が入入った、安達建設グループは戦時中に31カ所飛行場を造成しており、無事、上賀茂コースは開場された[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日野ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月19日閲覧
  2. ^ a b 「日野ゴルフ倶楽部」、ゴルフホトライン、2020年8月27日閲覧
  3. ^ a b 「日野ゴルフ倶楽部」、ゴルフダイジェスト、ゴルフ場詳細、2020年8月27日閲覧
  4. ^ a b 「日野ゴルフ倶楽部」、ゴルフホトライン、2020年8月27日閲覧
  5. ^ 「日野ゴルフ倶楽部」、アクセス、2020年8月27日閲覧
  6. ^ 「日本オープンゴルフ選手権競技」、日本ゴルフ協会、2020年8月27日閲覧
  7. ^ a b 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日野ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年2月19日閲覧

関連文献

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  • 『月刊ゴルフマネジメント』、4月20(175)、「日野ゴルフ倶楽部」、東京 一季出版、1999年4月、2020年8月27日閲覧
  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「日野ゴルフ倶楽部(滋賀県)」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2020年8月27日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「日野ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2020年8月27日閲覧
  • 『近江日野の歴史』、第4巻 (近現代編)、「日野ゴルフ倶楽部との契約調印を報じる記事」、日野町史編さん委員会編、2014年3月、2020年8月27日閲覧

関連項目

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外部リンク

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