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日本電気化学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本電気化学株式会社
Nippon Denki Kagaku inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
606-8414
京都府京都市左京区浄土寺真如町32番地
設立 1905年明治38年)
業種 製造業
事業内容 産業用電子機器の特注部品の設計・製造
代表者 代表取締役社長 小林 剛一
資本金 1億円
売上高 22億円(2024年3月期)
従業員数 約200名(2024年度)
外部リンク https://www.ndkgk.com/
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日本電気化学(にほんでんきかがく : Nippon Denki Kagaku 略称:NDK)は、日本製造メーカーであり、産業用電子機器のカスタマイズ部品の設計・製造を行っている会社である。本社所在地は京都府[1]

概要

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2025年で創業120年を迎える「京の老舗」として時代を紡いできた、日本電気化学(NDK)は、「ハードからソフトまで多様な創造領域を結集させるNDK」を企業方針に「設計・開発」から「製造・組立」、そして検査体制などの「品質管理」まで各領域を網羅する一貫生産体制を確立している[2]

電子回路基板(プリント配線板)、精密板金加工、表面処理、塗装、シルク印刷、シール・シート、ネームプレート(銘板)等の各種設計及び製造、または仕様からの製品開発を行っており、得意とするマイコン技術を基にハードウェア・ソフトウェア両面からの開発、設計をしている。電話回線用FAX情報端末・体脂肪測定器・各種制御機器などのCPU応用製品の受託開発や製品化を手掛けた実績がある[3]

発注元の製品開発に、日本電気化学が参加し、仕様決定、ハード・ソフト・筐体の開発・設計、製造まで、一貫して手伝っている。日本電気化学は製品造りにFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー)の技術をいち早く導入し、迅速な回路設計、機能検証、廃品種電子部品の代替、回路の大幅圧縮などに応用している。アナログ・デジタル回路設計、電子回路基板の設計・製造、電子機器に組込のソフトウェア開発、アプリケーションソフトウェア開発、電子機器の受託開発、OEM供給など多種多様なニーズに対応している[3]

脚注

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