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日本精密測器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本精密測器株式会社
JAPAN PRECISION INSTRUMENTS, Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
377-0293
群馬県渋川市中郷2508-13
設立 1950年9月
業種 精密機器
法人番号 3070001017843 ウィキデータを編集
事業内容
  • 医療用具・医療機器の開発・製造・販売
  • 監視カメラ用アイリスメーターの開発・製造・販売
代表者 代表取締役社長 國﨑嘉人
資本金 7,000万円
純利益 △4億2,400万円
(2024年3月期)[1]
総資産 31億9,600万円
(2024年3月期)[1]
決算期 3月
主要子会社 蘇州尼世精密儀器有限公司
外部リンク https://www.nissei-kk.co.jp/
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日本精密測器株式会社(にほんせいみつそっき)は、医療機器、光学精密機器のメーカー。本社は群馬県渋川市。家庭用デジタル血圧計パルスオキシメータの生産では国内有数の規模を誇る。

概要

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取扱製品は血圧計を主軸に、パルスオキシメータ等の医療用電子機器や、国内外の監視カメラ用レンズに採用されているレンズ絞り「アイリス」。開発から製造・販売まで一貫した生産体制が特徴である。

1995年国際標準化機構(ISO9001)の品質管理及び品質保証システム、さらに医療用具製造者に特別に課せられたEN46001を取得。(現行 ISO13485)

2005年に環境マネジメントシステム規格『ISO14001』の認証を取得。

パルスオキシメータは、新規の市場参入ながら2006年にグッドデザイン賞を受賞し、国内医療機関販売でトップグループを占める。

群馬県の他、中国に海外工場を持つ。

沿革

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  • 1950年 - 小型電気機器のメーカーとして渋川市寄居町で創業、同年9月に資本金20万円の株式会社三橋電機製作所として設立された。
  • 1952年10月 - 現社名に名称変更するとともに資本金を50万円に増資した。
  • 1999年5月 - 現在地に移転。
  • 1987年 - 監視カメラ用リングアイリスを発売、2010年中国に蘇州尼世精密儀器有限公司設立。
  • 2011年 - デジタル血圧計DSK・WSKシリーズがESH欧州高血圧学会2010年版試験に合格。
  • 2015年 - 指先クリップ式パルスオキシメータ パルスフィット BO-750 を発売。
  • 2016年 - 皮膚赤外線体温計 サーモフレーズ MT-500 を発売。
  • 2017年 - 経済産業省より地域経済の中心的な担い手となりうる事業者、「地域未来牽引企業」に選定。
  • 2018年 - HiRS(高精度脈波間隔測定システム)搭載の手首式デジタル血圧計 WS-20J・WS-10J を発売。 
  • 2020年12月 - 新型コロナウイルス感染症流行に際して医療物資緊急増産を行い、経済産業省から感謝状を授与された。
  • 2022年11月 - 株式会社イシダのグループ会社となる。

受賞歴

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グッドデザイン賞
  • 指先型血中酸素飽和度計 [NISSEI OxiHeart OX-700] - 中小企業庁長官賞(2006年)[2]
  • ドットマトリックス手首式デジタル血圧計 [NISSEI WS-710][3]
  • 水銀柱イメージ・デジタル血圧計 [NISSEI DM-3000][4]

その他

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  • 中川威雄技術賞技術奨励賞(2004年度)[5]

脚注

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  1. ^ a b 日本精密測器株式会社 第74期決算公告
  2. ^ 指先型血中酸素飽和度計 [NISSEI OxiHeart OX-700]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
  3. ^ ドットマトリックス手首式デジタル血圧計 [NISSEI WS-710]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
  4. ^ 水銀柱イメージ・デジタル血圧計 [NISSEI DM-3000]”. Good Design Award. 2022年1月24日閲覧。
  5. ^ “優れた技術に「大賞」 中川威雄賞にニノミヤとオーラ産業 /群馬”. 朝日新聞朝刊: p. 31. (2005年3月9日) 

関連項目

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外部リンク

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