日本ボビナム協会
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設立 | 2011年 |
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種類 | 一般社団法人 |
目的 | ボビナムの日本への普及・伝承 |
本部 | 日本・東京都文京区 |
貢献地域 | 日本 |
公用語 | 日本語 |
代表理事 | 小川宗一郎 |
ウェブサイト |
vovinam |
日本ボビナム協会は、日本でのボビナムの普及・伝承を目的として活動する一般社団法人である[1]。
歴史
[編集]- ボビナムはグェン・ロックが創設したベトナムの武道で[2]、日本ボビナム協会はこの武術を日本に普及・伝承するため、日本人初のマスターライセンスを獲得したマスター・フゴ(富豪富豪夢路)を指導者として設立された[1]。2012年からは年に1度、全日本ボビナム選手権を開催している。
- 2011年8月 協会の前身となる「ボビナム研究会」が発足。
- 2011年11月4日 藤崎忠博が世界最高師範マスターグェン・バンチュウ(NGUYEN VAN CHIEU)から日本人として初めてマスターライセンスを授与され、マスターフゴが誕生する。
- 2011年12月1日 一般社団法人日本ボビナム協会設立。代表理事に小川宗一郎、理事に藤崎忠博(マスターフゴ)が就任。
- 2012年11月11日 第1回全日本ボビナム選手権 開催。
- 2015年11月8日 台湾ボビナム協会の協力を得て、第1回東アジア選手権を開催。
- 2016年3月 日本オリンピック委員会(JOC)認可団体となる。
- 2016年10月1日 アジアオリンピック評議会(OCA)主催、第5回アジアビーチゲームズ(ベトナム・ダナン)に日本オリンピック委員会派遣選手として貞松慶美が出場。タイガードラゴンフォームの部で銅メダルを獲得。[3]
- 2017年8月4日 第5回世界ボビナム選手権(インド・ニューデリー)において貞松慶美、宮本伊都子、金城真央の三選手がトリオタップタクェンの部で銅メダルを獲得。[4]
- 台湾ボビナム協会の協力を得て、第2回東アジア選手権を開催。
3つの理念
[編集]- 日本ボビナム協会では日本独自の理念を掲げている。
- 武道を通した国際文化交流
- 格闘芸術の追求
- 国境を超える日本人の育成
活動
[編集]指導
[編集]全日本ボビナム選手権大会
[編集]- 全日本ボビナム選手権をボビナムの日本選手権大会として、2012年以降に毎年開催している。
脚注
[編集]- ^ a b “ボビナムとは | 日本ボビナム協会”. 2018年6月27日閲覧。
- ^ “ボビナム:政治史が色濃く絡むベトナム生まれの武道”. Global Voice (2017年4月8日). 2018年6月27日閲覧。
- ^ 「第5回アジアビーチゲームズ(2016/ダナン) 日本代表選手団 日程・結果 - JOC」『日本オリンピック委員会(JOC)』。2018年7月14日閲覧。
- ^ “ニュース | 一般社団法人 日本ボビナム協会”. vovinam.jp. 2018年7月14日閲覧。
出典
[編集]- 『ボビナムの教科書』、2017年、マスターフゴ、天華堂 ISBN 978-4990895617
- ベトナム総合武術 ボビナムの教科書Ⅲ「秘技足技」編 マスターフゴ、天華堂 ISBN 978-4990895648