日吉章
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日吉 章(ひよし あきら、1933年(昭和8年) - )は、日本の大蔵・防衛官僚。元防衛事務次官。和歌山県出身。
来歴
[編集]和歌山県立田辺高等学校、東京大学法学部第2類(公法コース)卒業。東大卒業後、大蔵省入省(為替局総務課)。東海財務局長、大蔵省大臣官房審議官(理財局担当)等を経て防衛庁に転じ、経理局長、防衛局長、長官官房長を経て、1991年(平成3年)防衛事務次官に就任。事務次官在職中の1993年(平成5年)に自宅で時限式爆発物が爆発する事件があった[1]。
退官後は全国防衛協会連合会理事長等を務める。2005年(平成17年)には瑞宝重光章を受章した。
略歴
[編集]- 1958年(昭和33年)9月29日 国家公務員採用上級試験(法律)合格
- 1959年(昭和34年)東京大学法学部第2類(公法コース)卒業、大蔵省入省
- 1963年(昭和38年)7月 理財局地方資金課調査主任[2]
- 1965年(昭和40年)7月1日 福知山税務署長
- 1966年(昭和41年)防衛庁経理局会計課長補佐
- 1969年(昭和44年)理財局総務課長補佐(総合資金・産業資金)[3]
- 1971年(昭和46年)理財局資金課長補佐(公共投資第二)[4]
- 1972年(昭和47年)理財局資金課長補佐(公共投資第一)[5]
- 1973年(昭和48年)7月 理財局資金第一課長補佐
- 1973年(昭和48年)銀行局銀行課長補佐(総括・都市銀行等)[6]
- 1975年(昭和50年)銀行局総務課長補佐(総括)[7]
- 1976年(昭和51年)石川県総務部長
- 1978年(昭和53年)7月3日 大蔵省主計局給与課長
- 1980年(昭和55年)6月25日 大蔵省主計局主計官(外務、経済協力、通商産業担当)
- 1982年(昭和57年)6月11日 大蔵省銀行局中小金融課長
- 1983年(昭和58年)6月7日 大蔵省銀行局総務課長
- 1984年(昭和59年)6月27日 東海財務局長
- 1985年(昭和60年)6月25日 大蔵省大臣官房審議官(理財局担当)
- 1986年(昭和61年)6月10日 防衛庁長官官房防衛審議官
- 1987年(昭和62年)6月23日 防衛庁経理局長
- 1988年(昭和63年)6月14日 防衛庁防衛局長
- 1990年(平成2年)7月2日 防衛庁長官官房長
- 1991年(平成3年)10月18日 防衛事務次官
- 1993年(平成5年)6月25日 退官
- 2005年(平成17年)4月29日 授瑞宝重光章
脚注
[編集]- ^ 【因数分解】両現場で帽子かぶった30代目撃 元厚生次官連続テロ[リンク切れ]
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1964年発行、363頁
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1970年発行、460頁
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1972年発行、491頁
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1973年発行、487頁
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1974年発行、495頁
- ^ 『職員録 上巻』大蔵省印刷局、1976年発行、479頁
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