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新登別大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新登別大橋
Shin-Noboribetsu Bridge
新登別大橋と四方嶺
基本情報
日本の旗 日本
所在地 北海道胆振総合振興局
登別市
交差物件 二級河川登別川水系 登別川
設計者
施工者
北海道
建設 1986年 [1]
座標 北緯42度28分24.5秒 東経141度08分01秒 / 北緯42.473472度 東経141.13361度 / 42.473472; 141.13361
構造諸元
形式 逆ローゼ橋
材料 鋼製
全長 240m [1]
8.5m(車道)+2@2.5m(歩道)[1]
高さ 28m(ライズ径) [1]
最大支間長 160m [1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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北海道道782号標識

新登別大橋(しんのぼりべつおおはし)は、北海道登別市にあるで、二級河川登別川にかかり、北海道道782号上登別室蘭線を通す。橋の長さ240m、アーチ支間160m、橋面から川までの高さ120m [2]1986年10月竣工。

地理

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上登別室蘭線は、室蘭高砂地区から登別富岸・幌別地区を通り、登別駅前を通過せず、上登別・カルルス温泉登別温泉町方面に直通するための道路である。幌別から内陸に入る道路は、平坦な札内の台地を通って登別川中流の深い谷に直面する。新登別大橋は、この谷を越すためにある。

施工

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1979年に着工し、約24億円をかけて1986年10月に完成した。工事に際しては複数のケーブルクレーンで橋材を下ろす斜吊工法がとられた。アーチの上に柱を立てて橋を支える逆ローゼ橋である。よって橋の上からはアーチが見えない。

周辺

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北西から南東に流れる川に対して、橋は北東から南西方向にかかる。橋の西には登別渓谷駐車公園があり、展望台から橋を眺めることができる。橋と展望台からは、南東遠くに太平洋が見える。橋の北には、1992年から1999年まで中国庭園のテーマパーク天華園」が営業していた。2019年現在は天華園は解体され、橋からは SJソーラー北海道のメガソーラーを一望できる。

出典・脚注

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  1. ^ a b c d e 橋梁年鑑 新登別大橋 詳細データ - 社団法人 日本橋梁建設協会
  2. ^ じゃらんnet「新登別大橋」 - リクルート

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