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新沼津カントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新沼津カントリークラブ
Shinnumazu Country Club
新沼津カントリークラブ
新沼津カントリークラブの空中写真。
2010年4月25日撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
静岡県沼津市宮本223番地
座標: 北緯35度9分45.22秒 東経138度50分17.39秒 / 北緯35.1625611度 東経138.8381639度 / 35.1625611; 138.8381639
概要
開業 1967年昭和42年)9月15日
運営 メンバーシップコース
設計 間野 貞吉
運営者 沼津開発 株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 400 1 5 540
2 4 345 2 4 350
3 3 180 3 3 160
4 4 465 4 4 370
5 3 165 5 3 200
6 5 570 6 4 430
7 4 405 7 5 545
8 4 380 8 4 455
9 5 550 9 4 400
36 3460 36 3450

その他
公式サイト 新沼津カントリークラブ
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新沼津カントリークラブ(しんぬまづカントリークラブ)は、静岡県沼津市にあるゴルフ場である。

概要

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1964年昭和39年)9月、静岡県の愛鷹山の麓、神馬の里に、ゴルフ場「愛鷹カントリークラブ」の建設計画動き出した[1]。愛鷹カントリークラブの建設用地は、古くから神馬に里といわれ、愛鷹山の桃沢神社を創建した源頼朝が、神馬99頭を献納したことに由来するといわれている[1]江戸時代、愛鷹山の野馬に着目した幕府の馬掛の岩本岩見守が、野馬を捕り込む3枚造った[1]。神馬の里、元野牧のいわれである[1]

1964年(昭和39年)11月、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「沼津開発株式会社」を設立し、社長に株式会社日立製作所顧問の大西定彦が就任した[1]。クラブ名称が愛鷹カントリークラブから「新沼津カントリークラブ」に改められた[1]。大西には夢があった、「安月給でもプレーが出来るゴルフ場を造ろう」と考えていた[1]。日立製作所の創立者・小平浪平は、社員の健康のためにと茨城県日立市に「大甕ゴルフクラブ」(1936年(昭和11年)開場、設計・井上誠一)を建設している[1]

コース設計も、日立製作所の社員だった間野貞吉に依頼した[1]。間野は、東京帝国大学工学部建築科出の工学博士で32コースのゴルフ場の設計や監修の実績がある[1]。大西定彦はコース設計に熱心で、クラブハウスは建設用地の最高地点に建てる、クラブハウスから「の花が咲くように」四方からスタート出来るようコースレイアウトに注文をつけた[1]

1966年(昭和41年)5月、造成工事は着工され、1967年(昭和42年)9月15日、18ホールのゴルフ場が完成し、開場された[1]。コースの特徴としては、日本では珍しいティフトン芝を採用したことである[1]。芝植えが田植え並みに手間がかかったことである、夏の雑草がないという利点があった[1]

所在地

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〒410-0301 静岡県沼津市宮本223番地

コース情報

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  • 開場日 - 1967年9月15日
  • 設計者 - 間野 貞吉
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,910ヤード、コースレート70.8
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 2グリーン、ベント
  • ラウンドスタイル - 全組キャディ付、電磁誘導乗用カートと歩きの併用、1組4人が原則だが状況によりツーサム可
  • 練習場 - 13打席200ヤード
  • 休場日 - 毎月第4火曜日(7・8・9月は毎週)、12月31日、1月1日[2]

ギャラリー

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  • コース - [3]
  • ハウス - [4]

交通アクセス

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鉄道(JR東海

道路

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「愛鷹山麓、神馬の里に最高にコースを最低料金で提供できるコースを建設」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年6月7日閲覧
  2. ^ 新沼津カントリークラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年6月7日閲覧。
  3. ^ コース紹介”. 新沼津カントリークラブ. 2021年6月7日閲覧。
  4. ^ 施設案内”. 新沼津カントリークラブ. 2021年6月7日閲覧。
  5. ^ a b アクセス”. 新沼津カントリークラブ. 2021年6月7日閲覧。

関連文献

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  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「新沼津カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年6月7日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「愛鷹山麓、神馬の里に最高にコースを最低料金で提供できるコースを建設」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年6月7日閲覧

関連項目

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外部リンク

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