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新川黒部橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新川黒部橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県黒部市 - 下新川郡入善町
交差物件 黒部川
用途 道路橋
着工 1981年(昭和56年)11月4日
竣工 1986年(昭和61年)11月17日
開通 1986年(昭和61年)11月28日
構造諸元
形式 鈑桁橋
全長 536 m
10.7 m
最大支間長 53.2 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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新川黒部橋(にいかわくろべばし)は、富山県黒部市(旧・宇奈月町)と下新川郡入善町黒部川に架かる橋梁である。

橋データ

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  • 左岸 - 富山県黒部市宇奈月町浦山
  • 右岸 - 富山県下新川郡入善町浦山新[1]
  • 形式 - 2、3径間連続鈑桁橋(上部工)[2]
  • 橋長 - 536 m[1]
  • 幅員 - 10.7 m(車道7 m、歩道2.5 m)[3]
  • 桁長 - 107.1 m+2@160.3 m+107.1 m[4]
  • 支間 - 53.2 m 2径間連続 2@、53.2 m 3径間連続 2@[2]
  • 径間数 - 10径間[2]
  • 下部工 - 鉄筋コンクリート造橋台 幅10.7 m、高さ13 m、逆T型2基[2]
  • 橋脚 - 幅6 m、厚さ2.5 m、高さ14.85 - 15.217 m、小判型5基および、幅6 m、厚さ2.7 m、高さ14.638 - 15.05 m、小判型4基[2]
  • 基礎 - 幅9 m、厚さ5.5 m、高さ12 m、小判型井筒(オープンケーソン[2]
  • 着工 - 1981年昭和56年)11月4日[5]
  • 完成 - 1986年(昭和61年)11月17日[5]
  • 開通 - 1986年(昭和61年)11月28日。当時は広域営農団地農道整備事業(新川広域農道)の橋として開通した[3]
  • 総工費 - 15億5,700万円[3]

沿革

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1981年(昭和56年)9月29日建設省(現・国土交通省)北陸地方建設局から新設の許可が与えられたのを経て[6]、同年11月4日に着工、1986年(昭和61年)11月17日に完成、同年11月28日に開通式が挙行された。1994年平成6年)度に、塗装の老朽化の為塗装工事を実施している[5]

名称について

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計画策定時は『新川大橋』という仮称が付けられていたが、橋梁の完成年度(1986年度)を迎え、新川地区広域農道整備事業促進協議会(2市3町)に橋名を募り、促進協議会幹事会で、宇奈月町(当時)より出された案『新川黒部橋』が採用された[7]

脚注

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  1. ^ a b FR16:川を渡る橋・富山県(2022年1月29日閲覧)
  2. ^ a b c d e f 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、19頁。
  3. ^ a b c 『北日本新聞』1986年11月29日付朝刊17面『盛大に渡り初め 「新川黒部橋」が完成』より。
  4. ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、20頁。
  5. ^ a b c 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、102頁。
  6. ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、100頁。
  7. ^ 『広域営農団地農道整備事業新川地区 新川広域農道事業誌』(1996年3月、富山県、新川広域農道事業誌編集委員会、鬼原技術士事務所編集)、101頁。

関連項目

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