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新宿TSミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新宿TSミュージック
情報
開館 1977年5月
閉館 2017年1月15日
収容人員 40人
用途 ストリップショー
所在地 160-0021
東京都新宿区歌舞伎町1-8-1 佐藤ビル2F[1](退去済、建物は現存)
外部リンク 新宿歌舞伎町 TSミュージック - ウェイバックマシン(2017年9月7日アーカイブ分)
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新宿TSミュージック(しんじゅくティーエスミュージック)は、かつて東京都新宿区歌舞伎町[1]にあったストリップ劇場

歴史

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1977年5月開館[1]

2017年1月15日閉館[2]。客席数は40[3]

特徴

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新宿区役所の裏手にあるビル[3]の2階で営業していた[1]。新宿には2015年時点で合計3つのストリップ劇場(新宿ニューアートDX歌舞伎町および当劇場)が存在していたが、その中では当劇場が最も古かった[3]

1日あたり6-8名のストリッパーが出演していた[1]ステージの構造は、池袋ミカド劇場に類似した長方形のデベソ(盆)だが、中央部にポールが設けられていた。

2013年1月に公然わいせつ罪で摘発[4]されて営業停止処分を受けた[3]ことで、入居するビルの家賃を2014年から一時期滞納する状態となったが、営業再開後に完済している[3]。しかし完済間近の2014年3月、家賃滞納を理由として賃貸契約の解除と立ち退きをビル所有者から通告され、そのまま訴訟となり、第1審で敗訴した[3]。その後劇場側は控訴し、存続を求めるファンの署名が1,000人分集まるなどしたが[2][5]、ビル所有者側の姿勢は変わらなかった[5]。第2審で劇場側の新たな主張が認められなかったため[5][2]、劇場は2017年1月末に退去するという条件でビル所有者と2016年3月に和解を結び[5]、2017年1月15日の営業をもって閉館することとなった[2]。他の場所に移転しての営業続行は風営法の関係から困難であり、実質的な廃業となる[2]

専属ストリッパー

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新宿TSミュージックの専属ストリッパーを参照。

脚注

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  1. ^ a b c d e 新宿歌舞伎町ストリップ劇場 TSミュージック|ホーム”. TSミュージック. 2017年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e “15日閉館の「新宿TSミュージック」 ストリップ文化どう守る?”. 東スポWeb. (2017年1月13日). https://web.archive.org/web/20170116181454/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/638183/ 2017年9月7日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f “歌舞伎町で最古のストリップ劇場「TSミュージック」が閉館するかもしれない”. Jタウンネット. (2015年11月3日). https://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/214723.html?p=all 2018年8月29日閲覧。 
  4. ^ “過激ストリップ、出演者らに容疑 歌舞伎町、11人逮捕”. 朝日新聞東京夕刊: p. 13. (2013年1月30日) 
  5. ^ a b c d 新宿歌舞伎町ストリップ TSミュージック|劇場存続を求める裁判のご報告”. TSミュージック (2016年3月). 2017年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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