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新倉吉街道エクスプレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新倉吉街道エクスプレス(しんくらよしかいどうエクスプレス)は岡山県岡山市真庭市鳥取県倉吉市を結ぶ高速バスである。愛称は、倉吉市から。

なお、前身であるくらよしエクスプレスについても本項で解説する。

予約上の注意

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全便座席指定制(インターネット・コンビニ(ローソンファミリーマート)予約(発券)も可能)だが、当日空席がある場合に限り予約なしでも乗車できる。

ただし、インターネット・コンビニ予約・発券システムは、本路線の運行会社である日ノ丸自動車では導入しておらず、両備ホールディングス(両備バス)のシステムを利用している。

歴史

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それまで、岡山~倉吉間には直行交通機関がなかったため、ももたろうエクスプレス(岡山~出雲間)の利用が好調であることに着目した鳥取県側の2自治体(倉吉市関金町(現在は倉吉市に編入))が日ノ丸自動車に運行を要請し、これを受けた同社が岡山側の共同運行事業者3社のうち2社(両備バス(現・両備ホールディングス)・中鉄バス)に共同運行を要請したことに始まる。[要出典]

  • くらよしエクスプレス
    2004年12月18日:両備バス・中鉄バス・日ノ丸自動車の3社によるくらよしエクスプレスを1日4往復で運行開始。
  • 2006年12月17日:両備バス・中鉄バスが撤退(ただし、両備バスでの岡山側予約・発券業務は継続)。
  • 2006年12月18日:多客期のみの運行に格下げのうえ、1日1往復に減便。天満屋バスセンターへの乗り入れを廃止。回数券の発売を中止。
  • 2007年4月1日:新倉吉街道エクスプレスに愛称を改め、定期運行を再開(1日1往復)。岡山商大前への停車を中止。岡山空港への乗り入れを廃止。天満屋バスセンターへの乗り入れを再開。
  • 2010年6月1日:岡山駅前の停車場所を、ドレミの街(10番乗り場)から岡山駅西口バスターミナル(26番乗り場)へ変更。
  • 2012年10月1日:岡山側の発着地を岡山駅西口バスターミナルへ変更。天満屋バスターミナルへの乗り入れを廃止。
  • 2013年4月1日:岡山県真庭市内に「湯原温泉口」・「蒜山犬挟」バス停新設。
  • 2016年4月16日:三朝経由便を新設し、1日2往復(関金経由と三朝経由が各1往復)に増便。
  • 2023年5月8日:三朝経由便を平日は運休し[1]、土日祝のみの運行となる。(多客期を除く)

運行会社

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  • 日ノ丸自動車
    • 担当営業所:倉吉営業所が2往復担当
  • 岡山側運行支援業務は両備ホールディングス(両備バス)・両備バスカンパニー岡山営業所が担当。
  • なお、岡山での予約・発券業務は両備バスが担当。

停車停留所

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(停留所 - 停留所)でくくった中での乗降はできない。

関金経由

岡山駅西口 - 岡山IC) - (湯原温泉口(はんざき橋) - 蒜山犬挟 - 関金温泉 - 倉吉市役所前 - 倉吉駅 - 日ノ丸バス倉吉営業所(海田車庫))

三朝経由

(岡山駅西口 - 岡山IC) - (穴鴨公会堂前 - 三朝町役場前 - 倉吉駅 - 日ノ丸バス倉吉営業所(海田車庫))

運行経路

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関金経由
三朝経由
  • 岡山市内 - 国道53号 - 岡山IC - 山陽自動車道 - 岡山自動車道 - 中国自動車道 - 院庄IC - 国道179号 - 三朝町内 - 倉吉市内

運行回数

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  • 昼行2往復(関金経由と三朝経由が各1往復)

車内設備

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  • 3列シート
  • フットレスト
  • トイレ

運行車両

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・ラッピングを施したヒュンダイ ユニバース(トイレ無4列)か、通常塗装の日野 セレガ(トイレ有4列)のいずれかで運行。(2020年6月現在)。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 岡山~倉吉線(両備バス)”. 2024年1月12日閲覧。

外部リンク

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