斎藤育夫
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斎藤 育夫(さいとう いくお、1930年8月27日 - 2011年5月14日)は、日本の銀行家。
経歴
[編集]岩手県釜石市出身[1]。1954年に東北大学法学部を卒業し、同年に岩手殖産銀行(のちの岩手銀行)に入行[2]。人事部長を経て1979年4月1日に仙台支店長に就任[3]。1981年4月1日に本店営業部長となり、同年6月26日には取締役に就任[4]。1985年6月に常務、1991年6月に専務を経て、1996年6月には頭取に上り詰める[5][2]。2001年には佐藤光の後任として、2月に盛岡商工会議所の会頭[注 1]、6月には岩手銀行の会長に就いた[6][2]。
2004年5月には、岩手の経済発展・産業振興に貢献したとして、岩手県より平成16年度県勢功労者に選ばれた[7][8]。
2011年5月14日、心不全のため盛岡市内の病院で死去[1][9]。80歳没。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「斎藤育夫氏が死去 岩手銀行元頭取、80歳」『岩手日報』2011年5月19日、1面。オリジナルの2011年5月19日時点におけるアーカイブ。2025年1月13日閲覧。
- ^ a b c 人事興信所 2003, さ87頁.
- ^ 岩手銀行 1984, pp. 584–585, 632.
- ^ 岩手銀行 1984, pp. 486, 588.
- ^ 岩手銀行 1984, p. 486.
- ^ a b 「盛岡商工会議所会頭に斎藤氏選任」『岩手日報』2001年2月14日。オリジナルの2005年12月16日時点におけるアーカイブ。2025年1月14日閲覧。
- ^ “平成16年度県勢功労者”. 岩手県公式ホームページ. 岩手県. 2005年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月14日閲覧。
- ^ 「県勢功労者に2氏 小野 繁氏(元岩手医大学長) 斎藤育夫氏(元県銀行協会長)」『岩手日報』2004年5月17日、夕刊、1面。オリジナルの2004年9月3日時点におけるアーカイブ。2025年1月14日閲覧。
- ^ “斎藤育夫・元岩手銀行頭取が死去”. 日本経済新聞 (2011年5月18日). 2025年1月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第42版 上』人事興信所、2003年。
- 株式会社岩手銀行 編『岩手銀行五十年史』株式会社岩手銀行、1984年5月。doi:10.11501/12002716。 NCID BN00896282。OCLC 673083417。
ビジネス | ||
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先代 佐藤光 |
岩手銀行頭取 1996年 - 2001年 |
次代 永野勝美 |