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押切 備前守(おしきり びぜんのかみ)は、戦国時代の武士。実名は不明。出羽国櫛引郡丸岡城主、後に横山城主。
押切氏は出羽櫛引郡丸岡の国人。戦国時代は大宝寺氏の旗下にあった。戦国時代初期に六十里越街道や大鳥街道に接する要所の丸岡[1]に丸岡城を築き居城としたが、永正9年(1512年)に櫛引郡横山[2]に横山城を築いて移住したという。
鶴岡市山添の地には「備前」という地名が今も残るが、これは押切備前守の名に由来するという。
- ^ 現在の鶴岡市丸岡。
- ^ 現在の東田川郡三川町横山。