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技術士 経営工学部門 プロジェクト・エンジニアリング

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技術士 経営工学部門 プロジェクト・エンジニアリング(ぎじゅつし けいえいこうがくぶもん プロジェクト・エンジニアリング)は、かつて、技術士資格の経営工学部門にあった選択科目の1つ。

選択科目の英文呼称は、Project Engineeringであった[1]

解説

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選択科目の内容は、「プロジェクトに係わる調査,開発,設計,調達,製作,建設その他の段階における技術,日程,費用及び組織の管理に関する事項」であった[2]

技術士登録後には、名刺などに「技術士 経営工学部門 プロジェクト・エンジニアリング」の表記が可能であった。

1983年度にプロジェクト・エンジニアリングの選択科目が新設され、2003年度をもって廃止される。2004年度より経営工学部門に新設されたサービスマネジメントに組み込まれる。

沿革

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  • 1983年度 プロジェクト・エンジニアリングの選択科目が、経営工学部門に新設される。

プロジェクト・エンジニアリングの選択科目廃止後の技術士試験の内容

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2004年度以降のサービスマネジメントでの技術士試験では、プロジェクト・エンジニアリング領域の設問がある場合がある。設問の有無は、年度により異なる[3]

選択科目の変遷

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経営工学部門での選択科目の変遷

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経営工学部門での選択科目の変遷
1983~2003年度 2004~2018年度 2019年度~現在
選択科目 工場計画

品質管理
包装及び物流
プロジェクト・エンジニアリング

生産マネジメント

サービスマネジメント
ロジスティクス
数理・情報
金融工学

生産・物流マネジメント

サービスマネジメント

サービスマネジメントの選択科目の内容の変遷

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選択科目の内容の変遷
2004~2018年度 2019年度以降
選択科目の内容 サービス提供の計画及び管理(プロセス設計及びシステム設計を含む。)

品質マネジメント
プロジェクトマネジメント
QCDES(品質、コスト、納期、環境、安全性)、4M(人、物、設備、資金)の計画、管理及び改善に関する事項

サービス提供の計画及び管理(プロセス設計及びシステム設計を含む。)

品質マネジメント
プロジェクトマネジメント
サービスのための情報システム
QCDES(品質、コスト、納期、環境、安全性)、4M(人、物、設備、資金)の計画、管理及び改善に関する事項、数理・情報に関する事項

合格者数

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2003年度の試験結果は、以下[4]

合格者数
年度 受験申込者数 受験者数 合格者数
2003 12 10 2

関連項目

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脚注

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外部リンク

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