戸狩荒神塚古墳
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戸狩荒神塚古墳 | |
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墳丘 | |
所在地 | 岐阜県瑞浪市明世町戸狩489 |
位置 | 北緯35度22分4.75秒 東経137度14分10.35秒 / 北緯35.3679861度 東経137.2362083度座標: 北緯35度22分4.75秒 東経137度14分10.35秒 / 北緯35.3679861度 東経137.2362083度 |
形状 | 円墳 |
規模 |
直径45m(60m) 高さ8m |
埋葬施設 | 不明 |
出土品 | 埴輪 |
築造時期 | 5世紀代 |
史跡 | 岐阜県指定史跡「戸狩荒神塚古墳」 |
地図 |
戸狩荒神塚古墳(とがりこうじんづかこふん)は、岐阜県瑞浪市明世町戸狩にある古墳。形状は円墳。岐阜県指定史跡に指定されている。
概要
[編集]岐阜県東部、土岐川北岸に突き出す丘陵の突端部に築造された古墳である。現在までに墳丘は良好に遺存するが、発掘調査は実施されていない。
墳形は円形で、直径約45メートル[1](または約60メートル[2][3])・高さ約8メートルを測る。墳丘は2段築成[1]。墳丘外表では川原石による葺石や埴輪が認められる[1]。未調査のため埋葬施設は明らかでない[1]。
築造時期は、古墳時代中期の5世紀代と推定される[1]。瑞浪市内では最大規模、岐阜県内でも有数の規模の古墳であるとともに、東濃地方では埴輪を有する唯一の古墳であり、被葬者は旧土岐郡一帯を治めた豪族と推測される[1]。なお古墳時代後期には、本古墳の東側丘陵斜面に戸狩横穴群(岐阜県指定史跡)が営造されている[1]。
古墳域は1960年(昭和35年)に岐阜県指定史跡に指定されている[1]。
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墳丘
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墳頂(背景に瑞浪市街地)
文化財
[編集]岐阜県指定文化財
[編集]- 史跡
- 戸狩荒神塚古墳 - 1960年(昭和35年)10月3日指定[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 史跡説明板(岐阜県教育委員会・瑞浪市教育委員会設置)
- 齊藤基生「荒神塚古墳」『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年。ISBN 4490102607。
- 「戸狩荒神塚古墳」『日本歴史地名大系 21 岐阜県の地名』平凡社、1989年。ISBN 4582490212。