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慶州地震

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慶州地震
慶州地震の位置(大韓民国内)
慶州地震
本震
発生日 2016年9月12日 (2016-09-12)
発生時刻 20:32:54 KST
11:32:54 UTC
座標 北緯35度46分08秒 東経129度13分37秒 / 北緯35.769度 東経129.227度 / 35.769; 129.227座標: 北緯35度46分08秒 東経129度13分37秒 / 北緯35.769度 東経129.227度 / 35.769; 129.227
震源の深さ 10 km
規模    モーメントマグニチュード Mw5.4
最大震度    メルカリ震度階級VI
地震の種類 大陸プレート内地震 右横ずれ断層
被害
死傷者数 負傷者23人[1]
被害地域 慶尚北道慶州市
特に注記がない場合はアメリカ地質調査所[2]による
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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慶州地震(キョンジュじしん、: 경주 지진、: Gyeongju earthquake)は、2016年9月12日19時44分(韓国標準時UTC+9)以降に大韓民国慶尚北道慶州市付近を震源として相次いで発生した地震である。

19時44分に気象庁マグニチュード (Mj) 5.2、続いて20時32分に気象庁マグニチュード (Mj) 5.8の地震が発生した。これは、大韓民国気象庁が「中央観象台」時代の1978年に観測を始めて以来最大規模の地震である[3][4]

概要

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前震の発生時刻は19時44分33秒で、震源は慶州市の南西約10 km、震源の深さは約10 kmである。本震の発生時刻は20時32分54秒で、震源は慶州市の南約8 km、震源の深さは約10 kmである。日本でも対馬市で震度3を観測した他、九州北部や中国地方でも揺れを観測した[5]

日本の報道では韓国南東部地震の表記も見られる[6]

余震と見られる揺れも数百回相次ぎ、19日夜にはマグニチュード4.5の地震がほぼ同じ位置を震源として観測された[7]

被害・影響

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慶州市の月城原子力発電所が稼働を手動停止したほか、韓国高速鉄道(KTX)が運行を停止した[8]

出典

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関連項目

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外部リンク

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