コンテンツにスキップ

恩田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恩田駅
駅舎(2007年5月26日)
おんだ
Onda
KD01 長津田 (1.8 km)
(1.6 km) こどもの国 KD03
地図
所在地 横浜市青葉区あかね台一丁目10
北緯35度32分44.1秒 東経139度29分31.6秒 / 北緯35.545583度 東経139.492111度 / 35.545583; 139.492111座標: 北緯35度32分44.1秒 東経139度29分31.6秒 / 北緯35.545583度 東経139.492111度 / 35.545583; 139.492111
駅番号 KD02
所属事業者 東急電鉄
所属路線 こどもの国線
キロ程 1.8 km(長津田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東急 1]934人/日
-2023年-
開業年月日 2000年平成12年)3月29日 [1]
備考 無人駅
施設横浜高速鉄道保有
テンプレートを表示

恩田駅(おんだえき)は、神奈川県横浜市青葉区あかね台(ホームは恩田町)にある、東急電鉄こどもの国線である。駅番号KD02

こどもの国線は横浜高速鉄道第三種鉄道事業者となっており、当駅施設も同社が保有している。

歴史

[編集]

元々付近には1972年昭和47年)に発足した長津田車両工場(当初は長津田工機事務所)への分岐が設けられていた。その後、こどもの国(児童厚生施設)への行楽客輸送路線であったこどもの国線を周辺地域の住宅地化に応じて通勤線へ改良した際に、唯一の中間駅として当駅が新設された。

年表

[編集]

駅構造

[編集]

島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。ホーム有効長は多客期に対応出来るよう4両編成分あるが、こどもの国駅・長津田駅とは異なり、5両編成分の長さは確保されていない。ホーム上屋は2両分のみ設置され、上屋が設置されていない部分のホームについては通常時は柵で封鎖されている。駅舎は通勤線化の際に新設され、自動券売機自動改札機などが設置されている。

通常時は駅員無配置であり(長津田駅管理)、乗客の問合わせはインターホンによる対応となる。また筆談FAX設備がある。改札内外共にトイレは設置されていない。

改札階と2F通路跨線橋)、および2F通路とホームを連絡する2基のエレベーターが設置されている。

隣接する東急電鉄長津田車両工場より繋がる側線があり、同工場作業用車両が待機する場合がある。

駅前後共に単線となっている駅は東急では当駅しかない。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 KD こどもの国線 下り こどもの国方面[2]
2 上り 長津田方面[3]
ホーム(2008年8月)

利用状況

[編集]

2023年度(令和4年度)の1日平均乗降人員934人である[東急 1]。運行を担当する東急電鉄全駅(世田谷線を除く)の中で最も少ない。但し、定期利用乗降人員が計上されていないため実数を表していない(こどもの国線定期券は全て長津田駅 - こどもの国駅間利用扱いとなるため、当駅発着定期券は発売されていない)。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
2001年(平成13年) 350
2002年(平成14年) 645 356
2003年(平成15年) 356
2004年(平成16年) 654 365
2005年(平成17年) 674 378
2006年(平成18年) 711 387
2007年(平成19年) 799 433
2008年(平成20年) 848 461
2009年(平成21年) 846 464
2010年(平成22年) 905 494 [神奈川県統計 1]
2011年(平成23年) 894 488 [神奈川県統計 1]
2012年(平成24年) 917 499 [神奈川県統計 2]
2013年(平成25年) 908 494 [神奈川県統計 3]
2014年(平成26年) 880 481 [神奈川県統計 4]
2015年(平成27年) 846 467 [神奈川県統計 5]
2016年(平成28年) 827 461 [神奈川県統計 6]
2017年(平成29年) 843 476 [神奈川県統計 7]
2018年(平成30年) 854 479 [神奈川県統計 8]
2019年(令和元年) 827 465
2020年(令和02年) 639
2021年(令和03年) 739
2022年(令和04年) [東急 2]856
2023年(令和05年) [東急 1]934

駅周辺

[編集]

開業当時は駅前にtoksが存在した。toks閉店後、2004年(平成16年)4月 - 2012年(平成24年)3月までドッグカフェ、サントラップが営業していた。2017年(平成29年)5月現在はコインパーキングとなっている。

路線バス

[編集]
以前は小田急バス柿20 町田ターミナル行 / 柿生駅南口行と、東急バス青56 こどもの国経由 緑山循環/中恩田橋・松風台経由 青葉台駅行も停車していた(いずれも路線廃止)。

隣の駅

[編集]
東急電鉄
KD こどもの国線
長津田駅 (KD01) - 恩田駅 (KD02) - こどもの国駅 (KD03)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 東急の駅、p.189。
  2. ^ こどもの国線標準時刻表 恩田駅 こどもの国方面”. 東急電鉄. 2022年3月12日閲覧。
  3. ^ こどもの国線標準時刻表 恩田駅 長津田方面”. 東急電鉄. 2022年3月12日閲覧。
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
  2. ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
東急電鉄の統計データ
  1. ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
神奈川県県勢要覧
  1. ^ a b 平成24年度 (PDF) - 234ページ
  2. ^ 平成25年 (PDF) - 236ページ
  3. ^ 平成26年 (PDF) - 238ページ
  4. ^ 平成27年 (PDF) - 238ページ
  5. ^ 平成28年 (PDF) - 246ページ
  6. ^ 平成29年 (PDF) - 238ページ
  7. ^ 平成30年 (PDF) - 222ページ
  8. ^ 令和元年 (PDF) - 222ページ

参考文献

[編集]
  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]