志摩れい子
しま れいこ 志摩 れい子 | |
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プロフィール | |
本名 | 有島 裕子 |
出身地 | 日本・鹿児島県鹿児島市 |
生年月日 | 1943年6月23日(81歳) |
最終学歴 | 共立女子短期大学 |
職歴 | 元MBC南日本放送アナウンサー |
活動期間 | 1964年 - 1995年 |
担当番組・活動 | |
志摩 れい子(しま れいこ、1943年〈昭和18年〉6月23日-)は、日本の政治家、フリーアナウンサー。鹿児島市議会議員(5期)[1]。元鹿児島県議会議員。元MBC南日本放送アナウンサー。
略歴
[編集]1964年(昭和39年)に帰郷し、有島裕子[注釈 1]として[2]同年4月1日付けでMBC南日本放送へアナウンサーとして入社。
鹿児島市の丸屋デパート[注釈 2]において1963年(昭和38年)に完成した九州初のサテライトスタジオ「MBCサテライトスタジオ」では、ラジオ公開放送の度スタジオ前に人だかりができる状態であったが、その丸屋デパートにおいて1965年(昭和40年)、2周年記念イベントの公開ラジオ番組「ミュージック☆オンパレード」を行い『ユアヒットパレード』で人気を博していたアナウンサーの横山欣司と共に司会を務め、集まった多くの来場者からリクエスト曲の受け付けを行った[2]。
1967年(昭和42年)5月25日に退社しMBCタレントとして、MBCの番組へ30年あまりに渡って出演し続ける。
1995年(平成7年)に鹿児島県議会議員となってからは、兼職が難しくなった事もありMBC南日本放送の第一線から退いた。その後、2000年(平成12年)には鹿児島市議会議員へ鞍替えしているが、その後も『さつまお笑い劇場』にはコーナー出演していた。
2005年(平成17年)、MBCタレントの長老格であり様々な番組でタッグを組んだ瀬川洋一郎が死去したことに伴い、地元紙の南日本新聞へ追悼のコメントを載せた[3]。
不祥事
[編集]2024年4月に行われた鹿児島市議会議員選挙において、選挙告示前に娘の池山美月(同選挙で初当選)への投票を呼びかける文書を配布したとして、公職選挙法違反(法定外文書頒布)の疑いで書類送検された。志摩は取材に「市民の皆さまに大変申し訳ない」と話した[4]。同年8月30日、公職選挙法違反罪で鹿児島区検察庁から略式起訴された[5]。9月10日付で鹿児島簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた[6][7]。
テレビ番組
[編集]- この番組とその後継番組として放送された『ふれあいタウン・きゅーと55[注釈 4]』において週1回のコーナーとして1978年(昭和53年)10月から開始された、スタジオでの全編鹿児島弁のミニドラマを生放送する企画「かごしま今昔」で、瀬川洋一郎と共に司会進行を務める。
- 「かごしま今昔」は、400回以上放送された1987年(昭和62年)7月には脚本集が出版され[8]、MBCテレビ放送開始50年周年を記念して、2009年(平成21年)4月3日からは金曜午前5時40分から、2011年(平成23年)4月3日からは日曜午前6時頃から15分枠で再放送され、2015年(平成27年)3月29日まで続いたほか、2009年(平成21年)12月7日から2011年(平成23年)12月20日にかけ第5巻までDVD化された[9][10][11][12][13][14]。
ラジオ番組
[編集]- 希望のリボン
- 城山スズメ(1970年代 - 1990年代)
- 瀬川洋一郎のおはようワイド[注釈 5]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 議員名簿:さ-と|鹿児島市議会
- ^ a b “放送2000回選集・サテライトスタジオで公開放送(鹿児島市)(1963)”. あの日のふるさと. MBC南日本放送 (2023年5月12日). 2024年1月9日閲覧。
- ^ 「MBC専属タレント1号 瀬川洋一郎さん死去」『南日本新聞』2005年7月13日。オリジナルの2006年1月17日時点におけるアーカイブ。
- ^ “元鹿児島市議を書類送検 娘への投票を呼びかける内容の文書配ったか 公選法違反の疑い”. 産経新聞. (2024年5月10日) 2024年5月11日閲覧。
- ^ “告示前に娘の選挙運動を応援 元鹿児島市議を略式起訴”. 産経新聞. (2024年8月30日) 2024年8月31日閲覧。
- ^ “告示前、娘へ投票呼びかける文書を頒布 公選法違反の元鹿児島市議に罰金30万円の略式命令 鹿児島簡裁”. 南日本新聞. (2024年9月13日) 2024年9月14日閲覧。
- ^ “公職選挙法違反の罪 元鹿児島市議に罰金30万円の略式命令”. NHK. (2024年9月13日) 2024年9月14日閲覧。
- ^ 片岡八郎、北山易美 著、南日本放送 編『かごしま今昔』MBC南日本放送、1987年7月。
- ^ MBCイベント [@MBC_event] (2011年12月30日). "「かごしま今昔」第5巻が発売されました!". X(旧Twitter)より2024年2月10日閲覧。
- ^ “「かごしま今昔」第1巻(1979年6月~1980年4月放送)”. MBC南日本放送 (2009年12月7日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “「かごしま今昔」第2巻(1980年4月~1981年3月放送)”. MBC南日本放送 (2010年5月1日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “「かごしま今昔」第3巻(1981年7月~1982年1月放送)”. MBC南日本放送 (2010年11月27日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “「かごしま今昔」第4巻(1982年3月~1983年3月放送)”. MBC南日本放送 (2011年4月28日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “「かごしま今昔」第5巻(1983年5月~1983年11月放送)”. MBC南日本放送 (2011年12月20日). 2024年2月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- 志摩れい子 (shima015) - Facebook
- MBCショップ「かごしま今昔」DVD - ウェイバックマシン(2016年9月17日アーカイブ分) - MBC南日本放送