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後上歯槽神経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神経: 後上歯槽神経
Distribution of the maxillary and mandibular nerves, and the submaxillary ganglion. (Posterior sup. alveolar labeled at center.)
ラテン語 rami alveolares superiores posteriores nervi maxillaris
英語 Posterior superior alveolar nerve
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
支配 上顎洞, 大臼歯, 歯槽
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後上歯槽神経(こうじょうしそうしんけい)は三叉神経第2枝である上顎神経の枝の一つ。上顎神経が眼窩下溝に入る前に分岐する。通常2本あるが、1本の時もある。

上顎結節部を下に向かい、幾つかの枝を歯肉と周囲の頬粘膜に送る。その後上顎骨の上顎骨体側頭下面より歯槽管に入り、骨内で前に進み、中上歯槽神経と交流し、上顎洞内膜、歯肉大臼歯へ枝を出す。大臼歯への枝は歯根根尖孔より歯髄腔へと向かう。

後上歯槽神経は第二第三大臼歯および、第一大臼歯の3根のうち近心頬側根以外の2根へと枝を出す。後上歯槽神経ブロックを行った場合、近心頬側根は約72%の確率で麻酔される。

関連項目

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追加画像

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外部リンク

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この記事にはパブリックドメインであるグレイ解剖学第20版(1918年)890ページ本文が含まれています。