コンテンツにスキップ

彦根都市圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

彦根都市圏(ひこねとしけん)は、滋賀県彦根市を中心とする都市圏である。

2012年3月に国土交通省近畿地方整備局がまとめた「近畿圏の広域連携に関する調査報告書(都市機能編)」[1]では、中心都市への通勤・通学率(5%以上)の圏域である彦根市のみからなる都市圏として設定されている。また、地方都市圏のうち、小都市圏(産業集積型)の類型に分類されている[2]

定義

[編集]

一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。

「10% 都市圏(通勤圏)」

[編集]

彦根市を中心とする都市雇用圏(10% 通勤圏)に含まれる自治体は多賀町・甲良町・豊郷町[3]で、人口は約13万人(2010年国勢調査基準)。

都市雇用圏(10% 通勤圏)の変遷
  • 10% 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 自治体
(現在)
能登川町 - - - 彦根 都市圏
185687人
東近江 都市圏 東近江 都市圏 東近江市
秦荘町 - 彦根 都市圏
154196人
彦根 都市圏
158587人
愛荘町
愛知川町 -
彦根市 彦根 都市圏
135930人
彦根 都市圏
133445人
彦根 都市圏
134750人
彦根市
豊郷町 豊郷町
甲良町 甲良町
多賀町 多賀町
米原町 長浜 都市圏 長浜 都市圏 米原市
近江町 長浜 都市圏 長浜 都市圏 長浜 都市圏
  • 2005年2月14日:坂田郡伊吹町・山東町・米原(まいはら)町が新設合併し、米原(まいばら)市が発足。
  • 2005年10月1日:米原市に坂田郡近江町を編入。
  • 2006年1月1日:東近江市に神崎郡能登川町、蒲生郡蒲生町を編入。
  • 2006年2月13日:愛知郡秦荘町・愛知川町が新設合併し、愛荘町が発足。

広域行政の枠組み

[編集]

彦根市が中心市となり、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町と定住自立圏協定を締結している。

脚註

[編集]
  1. ^ 近畿圏の広域連携に関する調査報告書(都市機能編) 表紙・目次”. 国土交通省近畿地方整備局 (2012年3月). 2018年6月26日閲覧。
  2. ^ 近畿圏の広域連携に関する調査報告書(都市機能編) 2-4.圏域の類型化”. 国土交通省近畿地方整備局 (2012年3月). 2018年6月26日閲覧。
  3. ^ 平成26年度総合調査研究

関連項目

[編集]
隣接する都市圏

外部リンク

[編集]