弾丸道路
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弾丸道路(だんがんどうろ、彈丸道路)
- 高速道路の戦前から戦後一時期にかけての呼び名。戦前の新幹線計画である「弾丸列車」の呼称と同様に、「弾丸のように真っ直ぐに速い自動車が走ること」から付けられたものといわれる。1940年から重要道路整備調査を始め、1943年に全国自動車国道網が計画された。この弾丸道路は、東京 - 御殿場の一部である戸塚道路のみ開通。なお、弾丸道路構想は戦後の1960年代に東名高速道路・名神高速道路として実現したが、前者に関しては「東海道幹線自動車国道建設法」で名目上は戦前からの弾丸道路(自動車国道)計画と同一とする事で政府による調査の過程を飛ばして建設に着手する手法を採用した。詳細は東京・神戸間の高速道路計画の項目を参照。
- 北海道札幌市と室蘭市を結ぶ国道36号の、札幌 - 千歳間の呼び名。北海道で一番早く舗装された道路で、その名称の由来については「米軍の弾丸を運搬する為の道路」と言う説や「弾丸のような突貫工事で舗装が行われた」など諸説がある。土木学会選奨土木遺産。