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庄村 (岡山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しょうそん
庄村
廃止日 1971年3月8日
廃止理由 編入合併
庄村 → 倉敷市
現在の自治体 倉敷市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
都道府県 岡山県
都窪郡
市町村コード 33425-1
面積 13.87[1][2] km2.
総人口 6,957
1971年
隣接自治体 東:都窪郡吉備町
西:倉敷市・都窪郡山手村
南:都窪郡早島町
北:岡山市
町長 小山真三郎[3][4]
庄村役場
所在地 701-01
岡山県都窪郡庄村大字上東784番地の2[1][2]
座標 北緯34度38分37秒 東経133度49分38秒 / 北緯34.64372度 東経133.82725度 / 34.64372; 133.82725
地図
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庄村(しょうそん)は、かつて岡山県都窪郡にあったである。1971年昭和46年)3月8日倉敷市に編入され廃止された。現在は同市の庄地区となっている。

行政

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旧村役場

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1889年明治22年)6月1日、町村制施行時に、上東字才ノ後の一民家を買収して、役場を設置した。その後、幾度かの改良が加えられ拡張していくも、1971年の合併前後より中古建屋の買収後、すでに80年余りによる老朽化が著しくなってきていた。また、合併後の行政事務量拡大も予測されていたために、さらに拡張するにも南北に抜ける村道沿いに並ぶ、左側の店舗と右側の駐在所に挟まれ、建屋の裏側(東側)沿いには用水路があるために、ある意味、四方を何らかで囲まれた当時の敷地内での増築は、すでに限界に達していた。このために、建屋東側用水路後方の農地を買収し、『庄村役場の新庁舎』として、移転して開所した[5]

倉敷市に合併後、新庁舎は庄支所として使用されている[5]。また、現在は西尾地区にある庄駐在所は、現新庁舎敷地入り口の手前広場内、庁舎に向かって右側にあるガードレールで囲まれた6台分の外側駐車地(横断歩道の前)と、さらに右側に続く駐車場と川沿いとの間に設けられている、東向け道路入り口に跨って設置されていた[注釈 1]。1975年当時、庄地区の北側の「庄パークヒルズ」(現、庄新町地区)では、すでに大規模な分譲が始まっていたものの、庄支所前の横断歩道反対側から西側方向に続いている小中学校は、一切の拡張なども変わりもなかった。しかし、その後の人口急増問題(※「#増える人口問題」も参照)に伴い、新設された松島交番との管轄分けにより、現在地へ移転となった。

歴代村長

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氏名 就任年月日 備考
内田泰造 明治22年7月15日
2 内田泰造 明治26年7月13日
3 内田泰造 明治30年7月10日
4 内田泰造 明治34年7月3日
5 内田弥太郎 明治35年10月5日
6 内田弥太郎 明治39年10月3日
7 内田弥太郎 明治43年10月1日
8 内田弥太郎 大正3年8月27日
9 内田弥太郎 大正4年9月8日
10 内田弥太郎 大正8年9月27日
11 内田弥太郎 大正12年9月27日
12 内田弥太郎 昭和2年9月28日
13 内田弥太郎 昭和6年9月28日
14 内田善介 昭和8年9月26日
15 内田善介 昭和12年9月13日
16 内田善介 昭和16年9月13日
17 難波晴太郎 昭和20年10月16日
18 難波晴太郎 昭和22年4月5日
19 難波晴太郎 昭和26年4月23日
20 平野茂武 昭和30年4月30日
21 小山真三郎 昭和34年4月30日
23 小山真三郎 昭和38年4月30日
24 小山真三郎 昭和42年4月30日 昭和46年3月8日 庄村が倉敷市へ編入合併

歴代助役

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氏名 就任年月日 備考
平松明治 明治22年9月7日
2 平松明治 明治26年9月5日
3 犬飼源太郎 明治26年9月5日
4 犬飼源太郎 明治30年10月1日
5 中村偕三郎 明治31年11月18日
6 中村偕三郎 明治33年4月1日
7 犬飼里十郎 明治35年4月18日
8 中村偕三郎
犬飼里十郎
明治39年4月13日 二人制
9 犬飼里十郎 明治43年4月18日
10 平松玖馬太
内田孫六
明治45年4月6日 二人制
11 平松玖馬太
内田孫六
大正5年3月31日 二人制
12 平松玖馬太 大正9年4月8日
13 犬飼琴二 大正11年3月27日
14 犬飼琴二 大正15年4月2日
15 犬飼琴二 昭和5年3月28日
16 目黒文七 昭和5年9月20日
17 目黒文七 昭和9年9月25日
18 目黒文七 昭和13年9月13日
19 目黒文七 昭和17年9月29日
20 森田寿治 昭和21年4月30日
21 森田寿治 昭和25年4月24日
22 森田寿治 昭和29年4月19日
23 三宅尚 昭和33年5月1日
24 三宅尚 昭和37年5月1日
25 三宅尚 昭和41年5月1日
26 三宅尚 昭和45年5月1日 昭和46年3月8日 庄村が倉敷市へ編入合併

歴代収入役

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氏名 就任年月日 備考
内田弥太郎 明治22年8月10日
2 中村祥三 明治23年10月31日
3 中村祥三 明治27年11月1日
4 中村祥三 明治31年11月1日
5 難波九一郎 明治35年10月23日
6 難波九一郎 明治39年10月18日
7 難波九一郎 明治43年10月1日
8 難波九一郎 大正3年10月21日
9 三宅治郎 大正7年8月13日
10 三宅治郎 大正11年8月10日
11 三宅治郎 大正15年8月17日
12 三宅治郎 昭和5年8月11日
13 三宅治郎 昭和9年8月17日
14 三宅治郎 昭和13年8月17日
15 三宅治郎 昭和17年8月17日
16 森田寿治 昭和18年4月30日
17 平松斐太 昭和21年5月4日
18 平松斐太 昭和25年4月29日
19 平松斐太 昭和29年4月19日
20 坪井富貴雄 昭和33年5月1日
21 坪井富貴雄 昭和37年4月23日
22 内田泰助 昭和40年1月29日
22 内田泰助 昭和44年1月29日 昭和46年3月8日 庄村が倉敷市へ編入合併

歴代村議会議長・副議長

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昭和22年4月の地方自治法施行以降を記す。

議長氏名 副議長氏名 就任年月日 備考
真辺近治 山崎益治
赤木一太 多田幾二 昭和22年4月30日
井上寛一 千田左馬雄 昭和26年4月23日
秋山泰蔵 吉田謙三 昭和30年4月30日
小野美能吉 小田吉治 昭和34年4月30日
小田吉治 内田圭雄 昭和38年4月30日
小田吉治 板谷寅夫 昭和42年4月30日 昭和46年3月8日 庄村が倉敷市へ編入合併

脚注

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注釈

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  1. ^ 1975年(昭和50年)2月24日の空中写真ではすでに庄支所が完成している。横断歩道前の水色の四角い建物が、当時の庄駐在所であった[6]

出典

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参考文献

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  • 岡山県総務部統計課 編『岡山県市町村勢要覧』 昭和44年刊、岡山県統計協会、岡山、1970年10月1日。doi:10.11501/9528441NCID BA43334715OCLC 703790315 
  • 山陽新聞社 編『山陽年鑑』 昭和46年版、山陽新聞社、岡山、1970年10月1日。doi:10.11501/9572432NCID BN03632797OCLC 703818864 
  • 庄村誌編纂委員会 編『庄村誌』倉敷市、倉敷、1971年12月。 NCID BA32949150OCLC 1020882728 
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 33巻《岡山県》、角川書店、東京、1989年7月8日。doi:10.11501/12288356ISBN 978-4-04-001330-5NCID BN00094881OCLC 673246624 

関連項目

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