庄内川橋梁 (名鉄名古屋本線)
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庄内川橋梁(しょうないがわきょうりょう)は、愛知県名古屋市西区と清須市をむすぶ、庄内川に架かる名鉄名古屋本線の橋梁である。現在の橋梁は2代目である。
概要
[編集]名古屋鉄道(名鉄)の前身である名古屋電気鉄道の郊外路線(通称:郡部線)の開業時に架けられた橋梁である。初代の橋梁は現在の橋梁より下流にあり、経費削減もあり、橋脚を中州に直接設置した箇所もあった。また、橋梁中心付近はトラス、端はプレートガーダーであった。
老朽化と、庄内川改修工事により橋脚の中洲を削り取る必要があったため、現在の橋梁に架け替えられたという。
両岸の急カーブの影響もあり、速度制限がある。初代の橋梁時は現在より急カーブであり、制限速度は20km/hであった。現在の橋梁は幾分カーブは緩和されたとはいえ、50km/h制限となっている。列車本数が多いことも影響して、枇杷島分岐点と共に現在も高速化のネックになっている。
歴史
[編集]- 1912年(大正元年)8月6日:庄内川橋梁が完成。これにより名古屋電気鉄道枇杷島線の延長として、枇杷島 - 西印田間が開業。同日枇杷島線は一宮線に改称する。
- 1941年(昭和16年)
- 1948年(昭和23年)5月16日:豊橋 - 新岐阜間を名古屋本線とし、豊橋 - 新岐阜間の「東西直通」運転を開始。これにより庄内川橋梁は名古屋本線の橋梁となる。
- 1949年(昭和24年)7月31日:枇杷島橋駅が廃止され、枇杷島分岐点となる。
- 1958年(昭和33年)3月16日:庄内川橋梁を現在の橋梁へ切り替える。
その他
[編集]かつては名鉄小牧線の上飯田 - 味鋺間にも庄内川橋梁(1931年(昭和6年)完成。全長:201.7m )が存在したが、2003年(平成15年)3月27日、上飯田連絡線の開業により廃止された。
脚注
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