広州有軌電車
表示
広州有軌電車 | |
---|---|
ファイル:Guangzhou Tram logo.png | |
![]() 広州黄埔有軌電車の車両 | |
基本情報 | |
国 |
![]() |
所在地 | 広東省広州市 |
種類 | 路面電車 |
開業 | 2014年12月31日 |
所有者 | 広州市交通運輸グループ(Guangzhou Transport Group) |
運営者 | 広州有軌電車有限責任公司 |
詳細情報 | |
総延長距離 | 約20 km |
路線数 | 2 (営業中) |
駅数 | 28駅 |
輸送人員 | 約数百万人 |
軌間 | 1435 mm |
電化方式 | 架空線式(オーバーヘッドライン方式) |
最高速度 | 70 km/h |
通行方向 | 右側通行 |
広州有軌電車 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 廣州有軌電車 |
簡体字: | 广州有轨电车 |
拼音: | Guǎngzhōu Yǒuguǐdiànchē |
英文: | Guangzhou Tram |
広州有軌電車(こうしゅうゆうきでんしゃ、中文表記: 广州有轨电车、英文表記: Guangzhou Tram)は中華人民共和国広東省広州市の路面電車システムである。
概要
[編集]広州有軌電車は、中国広東省広州市を拠点とする路面電車システムである。その最初の路線である広州海珠環島新型有軌電車が2015年1月1日から正式に営業運転を開始した。
2025年2月現在、広州有軌電車には2本の有軌電車(広州海珠環島新型有軌電車、黄埔有軌電車1号線)があり、営業距離は 20 km、駅は合計28か所ある。
沿革
[編集]- 2014年12月31日に広州海珠環島新型有軌電車が試験運行を開始。
- 2015年1月1日に広州海珠環島新型有軌電車が正式に営業運転を開始した。
- 2020年7月1日に黄埔有軌電車1号線が開業。
運営中の路線
[編集]色 | 路線名 | 営業区間 | 駅数 | 営業キロ | 開通の日 |
---|---|---|---|---|---|
広州海珠環島新型有軌電車 | 猟徳大橋南-万勝囲 | 9 | 5.7 km | 2014年12月21日 | |
黄埔有軌電車1号線 | 香雪- 新豊路 | 19 | 14.3 km | 2020年7月1日 |
事業中の路線
[編集]色 | 路線名 | 工事名 | 工事区間 | 駅数 | キロ程 | 着工 | 開通予定 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
黄埔有軌電車2号線 | 一期目 | 香雪- 開源大道東 | 8駅 | 4.9km | 2025年 |
計画中の路線
[編集]色 | 路線名 | 事業中の区間 | 駅数 | キロ程 | 予定開通時間 |
---|---|---|---|---|---|
黄埔有軌電車3号線 | |||||
黄埔有軌電車4号線 | |||||
黄埔有軌電車5号線 | 鎮龍西 - 玉岩路 | 11駅 | 14.5 km | ||
増城有軌電車 | 25駅 [1] | 21.3 km |
車両
[編集]黄埔有軌電車の車両
[編集]車両カラーが主に赤と白を基調としたデザイン
海珠有軌電車の車両
[編集]車両長が約30 m、幅が約2.67 m、車両カラーが主に青と白を基調としたデザイン。新型の低床式電車が導入され、電力消費が少なく、排出ガスがないため都市の大気汚染軽減にも貢献しこれにより、乗客は段差なく乗り降りできるため、特に高齢者や障がい者にも優しい設計となっている。
運行情報
[編集]- 黄埔有軌電車:
- 海珠環島新型有軌電車:毎日6:30から23:00まで運行している。運行間隔は、ピーク時には約10分間隔、非ピーク時には約15分間隔となっている。運賃は一律2元で、広州地下鉄のICカード「羊城通」やQRコード決済が利用可能である。
脚注
[編集]- ^ “增城规划11条有轨电车 示范线工程选址新塘_南方网”. kb.southcn.com. 2025年2月11日閲覧。