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市原市立ちはら台西中学校

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市原市立ちはら台西中学校
地図北緯35度31分51.8秒 東経140度10分38.0秒 / 北緯35.531056度 東経140.177222度 / 35.531056; 140.177222座標: 北緯35度31分51.8秒 東経140度10分38.0秒 / 北緯35.531056度 東経140.177222度 / 35.531056; 140.177222
国公私立の別 公立
設置者 市原市
理念 『知性を磨き 心豊かな感性を育み 逞しく生きる生徒』の育成
校訓 「挑戦力」「協同力」「創造力」
設立年月日 2012年4月1日
共学・別学 共学
学期 2学期制
学校コード C112210003644 ウィキデータを編集
中学校コード 120477
校地面積 33,000m2
校舎面積 5,124m2
所在地 290-0143
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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市原市立ちはら台西中学校(いちはらしりつ ちはらだいにしちゅうがっこう)は、千葉県市原市ちはら台西にある公立中学校[1]文部科学省学校コードはC112210003644、旧学校調査番号は124633で、教育開発出版の所属中学校コードは120477[2]。通称はち西(ちにし)[1]

概要

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市原市北部のちはら台地区に位置する。市原市立ちはら台南中学校の生徒数増加により、同校から分離、開校した新設校である[1]2022年令和4年)4月1日で創立10周年を迎えた[1]。市原市の中学校で開校当初から2学期制を採用している学校は本校のみである。

2023年令和5年)現在、市内で最も新しい公立中学校であるほか、通学区域が市原市立姉崎東中学校についで2番目に狭くなっている[1]

沿革

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概歴

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生徒数増加による市原市立ちはら台南中学校教室不足の懸念から「仮・千原台第二中学校」として計画され、2012年(平成24年)に市原市立ちはら台西中学校として開校した[1]

年表

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  • 2012年(平成24年)
    • 4月1日 - 市原市立ちはら台南中学校から分離開校。生徒数161名[1]
    • 4月6日 - 開校式を実施[1]
    • 4月9日 - 第1回入学式を実施。新入生109名[1]
    • 10月26日 - 校舎落成式と第1回西中祭「Westival」実施[1]
  • 2013年(平成25年)11月22日 - 南房総教育事務所学力向上交流会実施(牧園小・ちはら台西中)[1]
  • 2019年(令和元年)7月 - 一部特別教室を除く全教室にエアコン設置[3]
  • 2021年(令和3年)12月22日 - 創立10周年記念集会を実施。

校名

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計画段階では「千原台第二中学校」という名称であった。2011年(平成23年)5月から6月にかけて校名に関するアンケートを実施し、「ちはら台第二中学校」「牧園中学校」「西中学校」「ちはら台かずさ中学校」「かずさ中学校」「ちはら台桜中学校」「もみの樹中学校」「ちはら台ピカ中学校」「ちはら台中学校」などの案が出たが、最も票数を得た現校名の「ちはら台西中学校」に決定した[4]

校則

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校章

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桜の花の周りに2枚の葉がV字型にあり、2枚の葉が交わるあたりから万年筆のペン先が描かれ、中央に「西中」の文字がある[1]。これは、矢に向かって咲き誇る桜のように、この中学校で沢山のことを学び大きく成長することを願ってデザインされた[5]。市内の学校では珍しく、色のついた校章となっている[1]

校歌

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校歌についての情報は以下の通りである[1]

制服

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ブレザーは日本メンモウ(カンコー)製Type-A[6]。市原市の中学校21校のうちブレザーを採用しているのは5校で、開校当初から採用しているのは本校と市原市立ちはら台南中学校のみである[1]。2012年(平成24年)の創立当初から変更はない[1]。当初はセーラー服詰襟学生服、ちはら台南中学校の制服と似たデザインの案があった[7]。詳細は以下の通りである[1]

冬服 男子 ブレザー(紺色)、Yシャツ(薄い水色)、ネクタイ(紺色系)、スラックス(濃灰色)
女子 ブレザー(紺色)、ブラウス(薄いピンク)、リボン、スカート(チェック柄)
夏服 男子 Yシャツ(薄い水色)、ネクタイ(紺色系)、スラックス(濃灰色)
女子 ブラウス(薄いピンク)、リボン、スカート(チェック柄)
その他 女子 セーター(アイボリー)

制定鞄

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ちはら台南中学校と同じカンダカバン製の制定鞄を採用している[6]

制定ジャージ

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ジャージは日本メンモウ(カンコー)製のウインドガードを採用している[6]。詳細は以下の通りである[1]

  • 濃紺色に、入学年度毎に指定された青、黄、赤のいずれかの色のラインが入る。
  • 「Chiharadai West Junior High School」の文字が描かれている。

制定体操服

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体操服は日本メンモウ(カンコー)製のものを採用している[6]。詳細は以下の通りである[1]

  • 白色に、入学年度毎に指定された青、黄、赤のいずれかの色のラインが入る。
  • 「Chiharadai West」の文字が描かれている。

その他

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  • 登校用の靴は白色を基調とした運動靴[1]

施設

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敷地

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学校の敷地の詳細は以下の通りである[3]

建物

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敷地内の建物は以下の通りとなっている[3]。建物の設計は株式会社相和技術研究所である[8]。将来の教科教室型の運営方式に移行した場合にでも大規模な改修を行わずに対応できるほか、廃校後の老人ホーム等への転用を見据えた設計となっている[8]

棟番号 棟名称 構造 階数 延床面積 建築年 耐震 Is値 備考
001 校舎-1・2・3 RC造 地上3階建て 5,124.69m2 2011年 新基準 耐震性あり 不明
002 体育館 RC造 地上1階建て 1,222.02m2 2011年 新基準 耐震性あり 不明 アリーナ
003 体育館 SRC造 地上2階建て 1,087.56m2 2011年 新基準 耐震性あり 不明
004 倉庫・物置 SRC造 地上1階建て 40.00m2 2011年 - - -
005 自転車置場・置場 S造 地上1階建て 24.24m2 2011年 - - -
006 ポンプ室 S造 地上1階建て 4.00m2 2011年 - - -

規模

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現在

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2023年令和5年)4月1日現在の学校規模は以下の通りである[9][10][11][注釈 1]

生徒数 483名 1年生 164名 学級数 16学級 1年生 5学級
2年生 166名 2年生 5学級
3年生 153名 3年生 4学級
通学区域面積 1.56km2
通学区域内人口

推移

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開校した2012年(平成24年)から2023年(令和5年)までの学校規模の推移は以下の通りである。なお、計測日は4月1日若しくは5月1日である[9][10][注釈 1]

年度 全校 新入生 備考
全校生徒数 学級数
2012年度(平成24年度) 270名 11学級 109名
2013年度(平成25年度) 309名 11学級
2014年度(平成26年度) 350名 13学級
2015年度(平成27年度) 362名 14学級
2016年度(平成28年度) 367名 13学級
2017年度(平成29年度) 358名 12学級 108名
2018年度(平成30年度) 355名 13学級
2019年度(平成31年度) 381名 14学級
2020年度(令和2年度) 405名 14学級
2021年度(令和3年度) 433名 14学級
2022年度(令和4年度) 450名 15学級 165名
2023年度(令和5年度) 483名 16学級 164名

諸活動

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生徒会活動

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部活動

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常設部活動

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常設部活動は、通年で設置されている部活動のことをいう[1]。常設部活動は以下の通りである[1]

  • 野球部
  • ソフトボール部
  • サッカー部
  • 男子テニス部
  • 男子バスケ部
  • 女子バスケ部
  • 男子バレー部
  • 女子バレー部
  • 女子卓球部
  • 剣道部
  • 吹奏楽部

特設部活動

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特設部活動は、大会前などの期間限定で設置されている部活動のことをいう[1]。特設部活動は以下の通りである[1]

  • 陸上部
  • 水泳部
  • 駅伝部

年間行事

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一覧

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例年の主な行事は以下の通りとなっている[1]

4月 1学期始業式、入学式、新入生歓迎会
5月 体育祭
6月 3年修学旅行、前期中間テスト
7月
8月
9月 前期期末テスト
10月 1学期終業式、秋季休業、2学期始業式、Westival
11月 後期中間テスト
12月
1月 席書会
2月 後期期末テスト、3年生を送る会
3月 卒業式、修了式、離任式

体育祭

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紅組、青組、黄組の3色に分かれる[1]。初年度は1学期後半の9月8日に実施したがそれ以外は1学期前半の5月か6月に実施している[1]。体育祭においては第1回開催時に生徒会本部主導で「地域のかたへの感謝」 と「地域のかたとの団結」を表現するシンボルマークつくった[1]。双葉は「地域」と「西中」に見立てて手を取り合っていく様子を重ねて表現し、ハートのマークは「愛・感謝」を表している[1]。また、2012年(平成24年)10月には校歌編曲者の中野新吾が作曲したオリジナルの「西中ソーラン」が完成し、体育祭において披露するのが恒例となっている[1]

Westival

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第1部が合唱コンクール、第2部が文化部の発表という構成である[1]。2012年(平成24年)の第1回は校舎落成式のあとに行われた[1]

長期休業

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2学期制のため秋季休業が存在する[1]

通学区域

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以下の町丁字とその範囲を通学区域に指定している。

通学区域内施設

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通学区域内の主な施設は以下の通りである。

小学校区

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隣接中学校区

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アクセス

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 学級数は通常学級数と特別支援学級数の合計

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 市原市立ちはら台西中学校. “学校情報”. 市原市. 2017年11月29日閲覧。
  2. ^ 所属中学校コード”. 教育出版. 2022年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c 市原市公共施設カルテ学校教育施設”. 市原市. 2022年8月25日閲覧。
  4. ^ 第3回開校準備委員会便り(アーカイブ)”. 国立国会図書館. 2023年2月23日閲覧。
  5. ^ 第5回開校準備委員会便り(アーカイブ)”. 国立国会図書館. 2023年3月3日閲覧。
  6. ^ a b c d 第4回開校準備委員会便り(アーカイブ)”. 国立国会図書館. 2023年3月2日閲覧。
  7. ^ (仮)千原台第二中学校開校準備委員会. “第2回開校準備委員会便り”. 国立国会図書館. 2023年3月3日閲覧。
  8. ^ a b 相和技術研究所, 株式会社. “市原市立ちはら台西中学校”. 株式会社 相和技術研究所. 2022年12月24日閲覧。
  9. ^ a b 令和4年度市原市教育要覧”. 市原市. pp. 23 - 52. 2022年9月1日閲覧。
  10. ^ a b 市原市資料13”. 市原市. 2022年10月11日閲覧。
  11. ^ 防災アセスメント調査及び防災地区別カルテ作成業務『市原市地区防災カルテ』市原市、2009年3月1日。 

関連項目

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