市倉宏祐
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市倉 宏祐(いちくら ひろすけ、1921年8月21日 - 2012年7月19日[1])は、日本の哲学者。現代フランス哲学の研究者。専修大学名誉教授。
経歴
[編集]- 1921年 - 神奈川県横浜市生まれ[2]
- 第三高等学校卒業
- 1947年9月 - 東京大学文学部倫理学科卒業[2]
- 1959年までに 専修大学文学部助教授 のち教授
- 1982年 - 専修大学図書館長[3]
- 1986年 - 『アンチ・オイディプス』で第23回日本翻訳文化賞受賞
- 1990年 - 第6代日本倫理学会長[4]
- 1992年、専修大学定年退任、名誉教授
- 2012年 - 多臓器不全のため東京都町田市の病院で死去[5]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『現代フランス思想への誘い アンチ・オイディプスのかなたへ』岩波書店、1986年
- 『ハイデガーとサルトルと詩人たち』日本放送出版協会・NHKブックス、1997年
- 『和辻哲郎の視圏―古寺巡礼・倫理学・桂離宮』春秋社、2005年
共著編
[編集]- 哲学の名著12選、学陽書房、1972年(古田光、廣川洋一、中野幸次、竹田篤司、上妻精、飯島宗享、城塚登、岩永達郎、新田義弘、市倉宏祐 による共編著)
- (菊地健三、伊吹克己)『ジル・ドゥルーズの試み』北樹出版、1994年
翻訳
[編集]- ジャン・イポリット『ヘーゲル精神現象学の生成と構造(上)』岩波書店、1972
- ジャン・イポリット『ヘーゲル精神現象学の生成と構造(下)』岩波書店、1973
- ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症』河出書房新社、1986年
脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.53
- ^ a b kinokuniya BookWeb
- ^ 専修大学図書館の略史
- ^ 学会概要
- ^ “市倉宏祐氏 専修大名誉教授、現代フランス哲学”. 東京新聞. (2012年7月24日) 2012年7月24日閲覧。
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