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巽宇宙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
巽 宇宙
基本情報
本名 巽 宇宙
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1972-01-23) 1972年1月23日(52歳)
出身地 神奈川県横浜市
所属 総合格闘技木口道場
SHOOTO GYM K'z FACTORY
身長 172cm
体重 65kg
階級 ライト級
バックボーン 少林寺拳法
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巽 宇宙(たつみ うちゅう、男性、1972年1月23日 - )は、日本総合格闘家神奈川県横浜市出身。SHOOTO GYM K'z FACTORY所属。東京大学医学部保健学科卒業、東京大学大学院教育学研究科体育科学コース修了。

来歴

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1995年5月12日、東京大学大学院学士入学した直後に修斗でプロデビュー。

1997年11月29日、VALE TUDO JAPAN '97でジョン・ホーキと対戦し、時間切れ引き分け。

1999年3月28日、修斗ライト級王者の朝日昇に挑戦し、判定1-1のドローで王座獲得に失敗した。

1999年12月11日、VALE TUDO JAPAN '99アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラと対戦し、時間切れ引き分け。

2000年8月27日、修斗ライト級王者のアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラに挑戦し、フロントスリーパーホールドで一本負けを喫し王座獲得に失敗した。

2001年9月7日付けで現役引退を表明した[1]

引退後は現役時代から勤めていた企業で、コンビニで定番となる商品などを開発したが、後に猛烈に働きワーカホリックだったと回顧している。その後、2007年にうつ病と診断され、2010年に双極性障害と分かり闘病を続けていたが[2][3]、40歳以上が出場するアマチュアキックボクシングの大会で2連勝し、2016年に44歳でプロキックボクシングの試合でデビューしたが、敗北を喫し格闘技を引退した[4]

2017年10月8日、千葉市で障がい者支援を行うNPO法人あすぴれんとにて双極性障害についての講演会を行った。

2023年2月8日、著作『元東大生格闘家、双極性障害になる』が日本評論社から出版された。

戦績

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総合格闘技

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総合格闘技 戦績
14 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
10 2 4 4 0 3 0
1 0 1 0 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ 1R 1:57 フロントスリーパーホールド 修斗 R.E.A.D. 〜2000 SHOOTO〜
【修斗ライト級タイトルマッチ】
2000年8月27日
アンソニー・ハムレット 1R 2:49 スリーパーホールド 修斗 R.E.A.D. 〜2000 SHOOTO〜 2000年7月22日
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ 8分3R終了 時間切れ VALE TUDO JAPAN '99 1999年12月11日
池田久雄 5分3R終了 判定2-1 Ⅳ 修斗 the Renaxis 1999 1999年9月5日
朝日昇 5分3R終了 判定1-1 II 修斗 the Renaxis 1999
【修斗ライト級タイトルマッチ】
1999年3月28日
エリック・ペイン 1R 2:42 スリーパーホールド 修斗 Las Grandes Viajes 6 1998年11月27日
ジョン・ホーキ 8分3R終了 時間切れ VALE TUDO JAPAN '97 1997年11月29日
ポール・クーニン 1R 1:19 ヒールホールド 修斗 1997年10月12日
アブデラディス・シェルギー 1R 2:18 TKO(パウンド) 修斗 1997年4月6日
大河内衛 3分5R終了 判定3-0 修斗 1997年1月18日
サニー・アフメッド 1R 0:51 スリーパーホールド 修斗 1996年10月4日
池田久雄 1R 0:47 KO(パンチ連打) 修斗 1996年5月7日
野中公人 3分3R終了 判定2-0 修斗 1996年1月20日
マグナム川村 3分3R終了 判定113−94 修斗 1995年5月12日

キックボクシング

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× スーパーアンジ 1R 0:24KO 蹴拳 2016年5月1日

入場テーマ曲

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脚注

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  1. ^ 元東大生シューター・巽宇宙が正式引退表明バウトレビュー 2001年9月8日
  2. ^ 双極性障害(躁うつ病)を正しく知ってほしい~元東大生プロ格闘家・巽宇宙からのメッセージ榎木英介 2017年9月29日
  3. ^ 巽宇宙『元東大生格闘家、双極性障害になる』日本評論社、2023年2月8日。 
  4. ^ 【修斗】元東大生ファイター・巽宇宙が格闘技を完全に引退イーファイト 2016年5月13日

参考文献

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  • 巽宇宙『元東大生格闘家、双極性障害になる』日本評論社、2023年2月8日。 

関連項目

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外部リンク

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