川端基夫
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川端基夫(かわばた もとお、1956年- )は、日本の商業学者、経済地理学者、関西学院大学教授。
略歴
[編集]滋賀県生まれ。大阪市立大学文学部史学地理学科卒、1985年同大学院文学研究科修了(経済地理学専攻)、2001年に「小売業の海外進出と戦略-国際立地の理論と実態-」で大阪市立大学より博士(経済学)。龍谷大学経営学部専任講師、助教授、教授[1]、2010年関西学院大学商学部教授。2000年『小売業の海外進出と戦略』で日本商業学会賞・奨励賞[2]、2009年『立地ウォーズ』で人文地理学会賞[3]、2010年『日本企業の国際フランチャイジング』で日本商業学会賞・優秀賞[4]、2011年『アジア市場を拓く』で第24回アジア・太平洋賞・特別賞[5]、2016年『外食国際化のダイナミズム』で日本フードサービス学会賞受賞、2022年『日本の法人フランチャイジー』で第46回中小企業研究奨励賞本賞[6]および日本商業学会賞・優秀賞。専門は国際流通論、アジア市場論、企業立地論[7]。日本学術会議連携会員(第22期-23期)[8]
著書
[編集]単著
[編集]- 『アジア市場幻想論 -市場のフィルター構造とは何か-』新評論 1999
- 『小売業の海外進出と戦略 -国際立地の理論と実態-』新評論 2000
- 『アジア市場のコンテキスト 東南アジア編 -グローバリゼーションの現場から- 』新評論 2005
- 『アジア市場のコンテキスト 東アジア編 -受容のしくみと地域暗黙知- 』新評論 2006
- 『立地ウォーズ -企業・地域の成長戦略と「場所のチカラ」-』新評論 2008
- 『日本企業の国際フランチャイジング -新興市場戦略としての可能性と課題-』新評論 2010
- 『アジア市場を拓く -小売国際化の100年と市場グローバル化-』新評論 2011
- 『改訂版 立地ウォーズ -企業・地域の成長戦略と「場所のチカラ」-』新評論 2013
- 『外食国際化のダイナミズム -新しい「越境のかたち」-』新評論 2016
- 『消費大陸アジア -巨大市場を読みとく-』ちくま新書 2017
- 『日本の法人フランチャイジー ー消費経済の知られざる担い手ー』新評論 2021
編著・共編著
[編集]- 『情報化と地域商業』単編著 千倉書房 龍谷大学社会科学研究所叢書 1997
- 『大競争時代の「モノづくり」拠点 -工業団地のサバイバル戦略-』共編著(宮永昌男と) 新評論 龍谷大学社会科学研究所叢書 1998
脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』2002、関西学院大学研究者データベース.2018年1月8日閲覧
- ^ “学会賞« 日本商業学会”. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “学会賞 « 一般社団法人 人文地理学会”. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “学会賞« 日本商業学会”. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “第24回アジア・太平洋賞 « 一般社団法人 アジア調査会”. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “中小企業研究奨励賞« 一般財団法人商工総合研究所”. 2022年5月20日閲覧。
- ^ 『消費大陸アジア』2017著者紹介、関西学院大学研究者データベース.2022年5月20日閲覧
- ^ “川端基夫« Researchmap”. 2022年5月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 関西学院大学[2018年1月]