コンテンツにスキップ

川村善八郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川村善八郎
かわむら ぜんはちろう
生年月日 1892年9月30日
出生地 日本の旗 日本 北海道茅部郡
(現北海道茅部郡森町)
没年月日 (1971-08-11) 1971年8月11日(78歳没)
前職 漁業
所属政党 (日本自由党→)
(民主自由党→)
(自由党→)
自由民主党

選挙区 旧北海道3区
当選回数 6回
在任期間 1947年4月 - 1958年4月25日
1960年11月20日 - 1963年10月23日


森町会議員
当選回数 4回
テンプレートを表示

川村 善八郎(かわむら ぜんはちろう、1892年明治25年〉9月30日[1] - 1971年昭和46年〉8月11日[2][3])は、大正・昭和期の漁業経営者、政治家衆議院議員

経歴

[編集]

北海道茅部郡、のちの森村(現森町)で漁師の家に生まれる[4]高等小学校を卒業し[1]、漁業を経営した[2][3]。26歳で森村会議員に当選し森町会議員を含めて4期在任[4]。1936年(昭和11年)北海道会議員となった[2][4]

1947年(昭和22年)4月、第23回衆議院議員総選挙北海道第3区から自由党所属で出馬して初当選[2][3][4]。その後、第27回総選挙まで連続5回当選[2][3][5]第28回総選挙では落選したが[6]、1960年(昭和35年)11月の第29回総選挙では当選[2][7]。1963年(昭和38年)11月の第30回総選挙では次点で落選し[7]、衆議院議員を通算6期務めた[2][4]。この間、衆議院水産委員長、第5次吉田内閣北海道開発政務次官第2次池田内閣外務政務次官、民主自由党代議士会副会長、同総務、同政調会水産部長、自由党政調会相談役、水産議員連盟理事長、自由民主党代議士会副会長などを務めた[2][3][4]

その他、森漁業協同組合理事、北海道漁業協同組合連合会常務理事、森漁業会長、北海道総合開発水産専門委員、北海道水産業会副会長、北海道漁業公社代表取締役、森冷蔵社長なども務めた[2][3]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『大衆人事録』第19版、東京篇、帝国秘密探偵社、260頁。
  2. ^ a b c d e f g h i 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』195-196頁。
  3. ^ a b c d e f 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』190頁。
  4. ^ a b c d e f 『北海道歴史人物事典』111-112頁。
  5. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』3-5頁。
  6. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』5頁。
  7. ^ a b 『国政選挙総覧 1947-2016』6頁。

参考文献

[編集]
  • 『大衆人事録』第19版、東京篇、帝国秘密探偵社、1956年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『北海道歴史人物事典』北海道新聞社、1993年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。ISBN 9784816918056
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
議会
先代
冨永格五郎
日本の旗 衆議院水産委員長 次代
福永一臣