川島重成
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人物情報 | |
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生誕 |
1938年12月??日 京都府 |
出身校 | 国際基督教大学、東京大学 |
学問 | |
研究分野 | 西洋古典学 |
研究機関 | 国際基督教大学、大妻女子大学 |
学位 | 文学修士[1] |
主要な作品 | 『ロマ書講義』『アポロンの光と闇のもとに:ギリシア悲劇『オイディプス王』解釈』 |
学会 | 日本西洋古典学会、日本キリスト教学会、日本新約聖書学会[1] |
川島 重成(かわしま しげなり、1938年12月 - )は、日本の西洋古典学者。国際基督教大学名誉教授。
経歴
[編集]1938年、京都府で生まれた。国際基督教大学教養学部で学び、1961年に卒業。東京大学大学院に進学して西洋古典学を専攻し、1963年に修士課程を修了。
同1963年、東京大学教養学部助手に採用された。1965年から1967年まで内村鑑三奨学生としてアマースト大学に留学。1967年から1868年まで在アテネ・アメリカ西洋古典学研究所に留学。1969年、国際基督教大学講師に就いた。後に助教授、準教授、教授昇格。2000年、大妻女子大学比較文化学部教授となった。2011年に大妻女子大学を退職した。
著作
[編集]- 著書
- 『新約聖書原典講読 ガラテヤ人への手紙』キリスト教夜間講座出版部 1973
- 『ギリシャ悲劇の人間理解 新地書房 1983
- 『西洋古典文学における内在と超越 ホメロスからパウロまで』新地書房 1986
- 『『イーリアス』ギリシア英雄叙事詩の世界』岩波書店(岩波セミナーブックス) 1991
- 新装普及版 (岩波人文書セレクション) 2014
- 『ギリシア旅行案内』岩波書店(同時代ライブラリー) 1995
- 改題『ギリシア紀行 歴史・宗教・文学』岩波現代文庫 2001
- 『『オイディプース王』を読む』講談社学術文庫 1996
- 『ギリシア悲劇 神々と人間、愛と死』講談社学術文庫 1999
- 『イエスの七つの譬え 開かれた地平』三陸書房 2000
- 『ロマ書講義』教文館 2010
- 共編著
- 翻訳
- 『ヘラクレス』(世界古典文学全集 9) エウリーピデース著、金井毅共訳、筑摩書房 1965
- 文庫化『ギリシア悲劇Ⅲ エウリピデス』(上) ちくま文庫 1986
- 『ヒッポリュトス』(ギリシア悲劇全集 5) エウリーピデース著、岩波書店 1990
外部リンク
[編集]- 川島重成先生と行くオンライン“ギリシア”旅行 第8回 シチリア・南イタリア編国際基督教大学同窓会