川名兼四郎
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川名 兼四郎(かわな かねしろう、1875年3月5日 - 1914年11月7日[1])は、日本の法学者。専門は民法。梅謙次郎に師事[2]。弟子に末弘厳太郎、岩田新など。
来歴
[編集]千葉県出身。東京帝国大学卒業後、1900年に東京帝国大学助教授となる。1903年から1906年までドイツに留学して民法を研究し、帰国翌年の1907年に教授となった[3]。1911年刊行の『法律大辞書』(復刻版 ISBN 4820529935) の主要執筆者一覧にも「東京帝国大学法科大学教授」として名を連ねる。末弘厳太郎の指導教官。
栄典
[編集]主著
[編集]- 『債権総論』
- 『民法総論』
- 『日本民法総論』
- 『民法』
- 『物権法要論』
- 『債権法要論』
脚注
[編集]- ^ 『官報』第684号、1914年11月11日
- ^ “法曹会『法曹(12)(218)』8頁(法曹会、1968)”. dl.ndl.go.jp. 2023年7月31日閲覧。
- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ^ 『官報』第124号「叙任及辞令」1912年12月27日。
外部リンク
[編集]- 著作権切れ民法論文 - ウェイバックマシン(2003年10月12日アーカイブ分)
- 中央大学蔵書検索書誌検索データ