川中だいじ
かわなか だいじ 川中 だいじ | |
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生誕 |
2010年12月11日(14歳)![]() |
国籍 |
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職業 | 中学生・日本中学生新聞記者 |
活動期間 | 2023年3月-現在 |
団体 | 日本中学生新聞 |
影響を受けたもの | チャップリン・尾崎行雄 |
活動拠点 | 大阪市 |
公式サイト |
note X |
川中 だいじ(かわなか だいじ、2010年12月11日 - )は、日本の中学生、ジャーナリスト。日本中学生新聞を創刊し、執筆している[1]。
経歴
[編集]2019年、小学校3年生のとき行われた第25回参議院選挙から政治や選挙に興味を持つ。
2020年、川中が小学校4年生のと2回目の大阪都構想の住民投票が行われる。その時、川中は大阪市民としてメリット、デメリットを調べなければならないという責任を感じ調べていくにつれ、かなり政治や選挙に興味を持ち始める。川中は、学校で大阪都構想について友人と話していると教師に怒られる。そこから、学校教育に対し疑問を持つようになる。
2021年、川中が小学校5年生のとき第49回衆議院選挙が行われ、多くの候補者と接触してチラシなどのコレクションを始めた。
2022年、川中が小学校6年生のとき第26回参議院選挙が行われ、水道橋博士や八幡愛と撮影をしたり、党派関係無く押越清悦などのチラシを集めたりしていた。小学校で、【うどん・ゼリー禁止】が決められた際には、反対の先頭に立ち、署名を集め廃案にした。
2023年、川中が中学生になる春休みに、岸田文雄に対し核兵器禁止条約に署名・批准しないのかと質問したいと思い、G7広島サミットに申請したが、学生なことや法人でないことを理由に却下された[1]。その後、日本中学生新聞を創刊[2]。その後noteやX(旧Twitter)などのサービスを使って情報発信を始めた。また、同年春に行われた第20回統一地方選挙では、大阪市議会選挙・吹田市長選挙へ取材に行った。ドキュメンタリー映画『NO 選挙,NO LIFE』の舞台挨拶なども行き一躍人気を集める。中学校では、一躍人気を集め生徒会長に当選。しかし、次の選挙で落選する。
2024年、川中は京都市長選挙や茨木市長選挙を取材に訪れる。春には、日本万国博覧会協会に電話で取材も行なっている。東京都知事選挙を自身の日本中学生新聞公式YouTubeで選挙特番を行った。また、日本国際博覧会協会に公開質問状を送付している。自身のYouTubeの他にも様々なメディアに出演し、日本中を駆け回っている。10月に中学校で行われた生徒会長選挙では、返り咲き1年ぶり2度目の当選を果たした。生徒会では、学校改革を推し進める。同じく10月に行われた第50回衆議院議員選挙では、岸田文雄元総理や石破茂総理などに取材をした。11月は、兵庫県知事選挙を取材し、齋藤元彦県知事や稲村和美など全候補を取材した。12月は、泉大津市長選挙に取材に行き立花孝志や南出けんいちを取材した。
2025年、川中は月刊政経東北1月号に執筆したことにより反響を呼ぶ。反響を読んだことにより、万博に過度に賛成する者によるアンチコメント[要曖昧さ回避]や一部のリベラル派[要曖昧さ回避]による過度な批判が飛び交う。
主張
[編集]- 民主主義について探究しており、主権者教育・政治教育を提案している。
- 選挙に非常に興味があり、畠山理仁氏ととともに「選挙に行こう」と呼びかけている。
- 国民発議という今井一が提唱しているものに賛同しており、川中自身も呼びかけている。
- 大阪・関西万博に関して、適正な情報公開を求め公開質問状も送付している。
- ひとり一人が議論する社会を作らなけらばならないと考え、学校制度改革を掲げている。
- 学校の公益通報制度改革を訴え、誰もがハラスメントを訴えやすい学校を作っている。
- 学校内校則の最終決定権を生徒投票にする『がっこう民主化構想』を掲げている。
- 学校内で政党を立ち上げ、生徒会と両立した生徒議会の設営を訴えている。
- 生徒のハラスメント被害や宿題を減らせなどを訴えるため“生徒組合”の必要性を訴えている。
人物
[編集]- 好きな言葉は、「Life is tragedy when seen in close-up, but comedy in long shot.」日本語訳「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見ればコメディだ。」(チャールズ・チャップリン)
- 2つ目の好きな言葉は、「国民の生活が第一。」(民主党)
- 尊敬する人は、尾崎行雄、畠山理仁、今井一、チャップリン。
- 好きなアイドルグループ・歌手は、LE SSERAFIM・NewJeans・IU・サザンオールスターズ。
- 選挙は、「ここまで人間のすべてが、性格も人柄も人情、すべてがでている、一番面白い祭りは選挙なんだ」と語った。(テレビ大阪選挙特番にて)
- 好意を抱いている人がいることを告白している。
- 好意を抱いている人に告白をするも、失敗している。
- 大阪市長選挙・吹田市長選挙・京都市長選挙・堺市長選挙・日本保守党大阪演説・東京都知事選挙第50回衆議院議員選挙・兵庫県知事選挙・水道橋博士と松井一郎との裁判などを取材や解説をした。
- 性格は優しく、色々な人と握手をする。だが、一部乱雑な一面や、茶目っ子的側面もあり、人間らしさをアピールしている。
- 人見知りの対義語のような人間で、先輩後輩問わず多くの人脈を持つ。
2025年1月炎上問題
[編集]2025年1月7日に川中が、X(旧Twitter)で
『月刊 政経東北』‘25年1月号「大阪・関西万博 住民置き去りでいいのか」P106~108 不景気な上に物価高のこのご時世に、呑気な大阪関西万博のことを書きました。執筆中、予算の確認で万博協会に電話をするも、フリーはダメと答えてくれない。取材を断られることは数々あるが、見下した言い方をされることは少ないので、万博協会は異常だ。出版社から連絡をしてもらう事態にまでなった。現役のゴミの処理場である夢洲。大阪市のゴミ処理をしてもらわないと困る。開催期間中はどうなる?環境施設組合に問い合わせると、はっきりしてもらえず困っているとのこと。一体、誰のための何のための万博なのだろう?
と投稿。そのことで、維新支持者や森けんと西宮市議などから誹謗中傷などのバッシングを受ける。 翌1月8日、X(旧Twitter)でweb作家を名乗るドンマッツが
リベラル陣営から誰一人言う人がいないので、はっきり申し上げますが、私は中学生新聞の子の活動を肯定しません。むしろ、全否定します。理由は、彼がまだ義務教育を受けるべき子供であるからです。単にそれだけです。理由としてはそれで十分です。彼の活動は「労働」なのでしょうか。はたまた「社会活動」なのでしょうか。いずれにせよ、子供がするべきものではありません。そのことを全員が一度立ち止まってよく考えるべきと思っています。彼は、自分の言動•行動、社会的影響とその結果責任を自分で引き受けられる年齢になるまで、現在の活動をやめるべきです。中学生としてやるべきことが他にあるはずです。周囲の大人にも、彼の活動をほめそやす大人にも、人権というものを今一度よく考えていただきたいと思います。
という投稿をする。これを1月9日の朝(登校中)に本人が発見。即座に、友達に見せる。その時友達は「そんなの、子役にも言えばいいやん」と発言したという。 1月19日8時18分にドンマッツがリプレイの形で
クソリベラルが「子供にも政治参加する権利がある」などとバカなことを突っ込んできてるので、さらに書きます。私が特に問題と思ったのは、N国の現場を彼が取材していたことです。N国の現場は、「18禁」です。N国は「サリンを撒かないオウム真理教」であり、反社会的カルト集団です。単なる聴衆として場に参加するのも危険です。ましてや、批判的な立場で取材など、後々どんな危険な目に遭うかわからない。プロフェッショナルな取材者も、有志のプロテスターも、それなりの覚悟を持って現場にいます。子供が批判的取材者として参加していい場と思いません。現に、彼は兵庫県知事選の最中、電車移動中に暴行を受けています。犯人は捕まっていない。先日、12/22、兵庫県警で取り調べを受けた直後の立花孝志に、彼がカメラを向けながら突撃取材をしているのを現場で見ました。背筋が寒くなった。違法風俗店のオーナーに子供が「社会見学」と言ってマイクを向けるようなものです。犯罪の疑いがあり、取り調べを受けた直後のナーバスな状態の「危険人物」に、子供が近づいて微妙な質問をしているという光景に、目眩がした。この光景を良しとするリベラルはアフォです。リベラル云々以前の、単なるアフォです。「危ないからやめな」と後で声をかけましたが、彼は「敵認定されないように上手くやるから大丈夫」と嘯いていた。その質問内容に感心する大人もいましたが、それらしく「上手い質問」など、今どきAIに聞けばすぐに出てくる。それだけをもって彼の活動か肯定されるものではない。14-5歳の子供が、「複数人との不倫」やら「強制性交」といった下世話な話が飛び交う汚らしい大人の現場に、足を踏み入れるべきではない。当たり前のことです。今、彼は維新の支持者に叩かれ始めていますね。その反撃が醜いと、リベラル勢力が維新攻撃の材料に使っています。維新支持者とて、大人として生活や信条を賭けてやっている仕事や政治活動に対して批判者がいれば反撃するでしょう。彼らとて必死なのだから。私はそれは当たり前と思う。そこで「中学生だから」と言って維新支持者の反撃に応戦するのは、「中学生を盾にするとは、リベラル卑怯なり」と言われても仕方ない。今や、政治言論の場は「戦場」です。大人でも足を踏み入れるのを躊躇する凄惨な場所です。その現場でリベラルは彼を尖兵にも盾にもするべきではない。我々大人は、子供を危険な現場から遠ざけ、守るべきです。[3]
と投稿。同日、11時ごろからツイキャスやYouTubeで『【異常】中学生新聞を搾取するリベラル』というタイトルでLIVE配信を行う。このLIVE配信では、川中を「夜の店で化粧して働いているのと同じだ」「労働になる」や月刊政経東北を「この何とかという雑誌のバカが」などと述べた。この動画を、川中は下校時に把握。家に帰ってから、全編を見る。あまりにもひどいため、友達にも「このことについて話したいので見てほしい」と連絡。 翌1月10日、川中は動画を見たことで精神的に病んでいたと話す。だが、学校ではクラスメイトに見てもらいおかしさを共有してもらおうとのドンマッツのLIVE配信を学校のプロジェクターで放映した。友達の声で、「ドンマッツは正気か?」という感想が多数だった。川中個人のInstagramのストーリーズ[要曖昧さ回避]で、【川中は青春を謳歌しているか】というアンケートも行い72人が回答。“はい”が56人“いいえ”16人という結果となる。いいえと答えた16人のうち半数は謳歌という意味がわからないもしくはふざけて投票したものだと述べた。[4]ドンマッツ氏は、10時ごろに『【補足】運動体と暴力と女性』という動画を投稿。この動画でも川中のことを「彼の言っていることはユートピアだ」などと言い非難し続けた。このことにより、ドンマッツ氏を応援するリベラルは川中のことを非難に回った。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2025-02-02_23.28.24.png/281px-%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88_2025-02-02_23.28.24.png)
1月17日、YouTubeチャンネル【水道橋博士の異常な対談】『LIVE 博士と町山』で水道橋博士が「明後日、赤木雅子さんと日本中学生新聞くんと会食するんですよ」と述べた時、共演者の町山智浩氏が「中学生新聞の子はあまり巻き込まない方がいい」と述べ、水道橋博士の行動により川中の青春は奪われているなどと述べた。水道橋博士は反論し続けるも議論は延長線上のまま終わった。[5]
1月19日、YouTubeチャンネル【Arc Times】に出演。“大人は川中だいじを利用するな”ということに対して、“「子どもを利用」という時点で子どもを軽視している”と非難し、“労働だ”ということに対しては労働基準監督署に問い合わせをして“労働には当たらない”と言われたと述べ、ドンマッツ氏はじめとする発言は子どもの権利条約に違反するものだと非難し、尾形聡彦氏や望月衣塑子氏も賛同の意を示した。[4]同日、ドンマッツは配信を行い、「配信は見た」「中学生新聞を非難するのは辞める」と述べた。
出演・記事
[編集]- FRIDAYデジタル2023年9月14日「夢洲カジノは止められる」…中学生がたった一人で立ち上げた『日本中学生新聞』その大人顔負けの中身
- FRIDAYデジタル2023年11月08日「学校で政治の話はタブーなの?」教育評論家・親野智可等氏に《日本中学生新聞》が聞いてみた
- 朝日新聞2023年10月16日「日本中学生新聞」を一人で始めた少年 岸田首相に聞きたかったこと
- 朝日新聞2023年10月19日 中1、新聞を創刊 岸田首相に直接聞きたい。それなら――
- 月刊政経東北2023年11月号 サミット取材なぜ中学生がダメ?
- 東洋経済オンライン2024年1月27日 「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは
- 週刊金曜日2024年2月1日号【対談】川中だいじ×畠山理仁 『私たち、弟子でも師弟でもなく記者仲間です』
- 大月書店月刊クレスコ2024年5月号『生きるための主権者教育ー子どもの権利をないがしろにしないために』
- 月刊政経東北2025年1月号 『大阪・関西万博 住民置き去りでいいのか?』
出演
[編集]- 『西谷文和 路上のラジオ』(YouTube、2024年3月1日、2024年6月21日)
- 『Arc Times』(YouTube、不定期出演)
- 『デモクラシータイムス』(YouTube、2024年8月11日)[6]
- 読売テレビ そこまで言って委員会NP『報道の自由を考える ニュースのニュースSP』
- 文化放送『長野智子のアップデート』明日をアップデートに出演。(2024年8月&9月)
- テレビ大阪選挙特番『石破総理・岸田前総理・政治とカネの政治家も直撃❗️日本中学生新聞 川中だいじ記者の衆院選2024に密着❗️』
脚注
[編集]- ^ a b 川中だいじ(インタビュー)「「日本中学生新聞」を発行する中1が考える、学校と日本の民主主義とは」『東洋経済education×ICT』、2024年1月27日 。2024年3月28日閲覧。
- ^ “「日本中学生新聞」を一人で始めた少年 岸田首相に聞きたかったこと:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年10月13日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ ドンマッツ(@donmatz1959)、2025年1月9日の投稿、2025年2月2日閲覧。
- ^ a b “【川中だいじ・「僕は利用されていません」/子供の権利と僕の取材活動/兵庫元元県議の死と立花・斎藤連合/フジテレビから企業離反/万博の危険】Arc Times”. YouTube. 2025年2月2日閲覧。
- ^ “LIVE博士と町山”. YouTbe. 2025年2月2日閲覧。
- ^ “畠山理仁の選挙男がいく”. デモクラシータイムス. 2024年8月13日閲覧。