嶋田高宏
嶋田高宏 | |
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基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | 茨城県 |
生年月日 | 1974年12月25日(50歳) |
身長 | 156cm |
体重 | 53kg |
血液型 | A型 |
騎手情報 | |
所属団体 | 日本中央競馬会 (JRA) |
初免許年 | 1993年3月1日 |
免許区分 | 平地 |
騎手引退日 |
2005年5月31日 2005年4月24日(最終騎乗) |
通算勝利 | 2400戦110勝 |
嶋田 高宏(しまだ たかひろ、1974年12月25日 - )は、茨城県出身の元騎手・現調教助手。
父は元騎手・元調教師の嶋田潤、伯父には同じく元騎手・元調教師の嶋田功がいる。
騎手の嶋田純次との血縁関係はない。
経歴
[編集]競馬学校9期生として飯田祐史・伊藤直人・亀山泰延・川合達彦・小林徹弥・宗像徹と同期になり、卒業後の1993年3月にデビュー。
1年目の1993年は3月6日の中山第4競走4歳新馬・フルムーン(16頭中9着)で初騎乗[1]を果たし、5月15日の東京第12競走4歳以上900万下・マリンパシフィックで初勝利[2]を挙げる[3]。7月3日・4日の福島で初の2日連続勝利[4]、同18日の新潟では初の1日2勝[4]を記録し、初年度の同年から2桁勝利の13勝[5]をマーク。
2年目の1994年にはフラワーカップで11頭中11番人気のビショップリングに騎乗して4着[6]に入り、オークスデーの最終レースとなった5月22日の東京第11競走4歳以上500万下をクレストボーイで勝利[7]。最終秋の東京からはセタノキングに騎乗し[8]、900万下では逃げるノーブルグラスにメンバー中最速37秒1の脚でクビ差まで迫る2着[9]に入り、ジャパンカップデーの最終レース[10]で1年ぶりの勝利[8]に導くと、昇級初戦となった朝日杯3歳S当日の準メイン市川ステークス(1500万下)[11]では16頭中11番人気で14番人気ユーフォリアの2着に入って馬連10万馬券[12]の波乱を演出。同年には2年連続2桁勝利となる21勝をマークするが、結局この年が自身唯一の20勝台でキャリアハイとなった[5]。
3年目の1995年には未勝利だけで[13]7勝[5]を挙げ、セタノキングでは内外タイムス杯(1500万下)3着[8]、10月8日の新潟第1競走3歳新馬では栃木・ハイランド牧場生産馬エスパスでロゼカラーの2着[14]に入った。
1996年には春秋の新潟マイル戦でケントニーオーに騎乗し[15]、春は谷川岳ステークス3着[15]、秋は新潟日報賞で単勝1.3倍の1番人気タイキマーシャルとマリーゴッドを抑えて勝利[16]。夏の中山ではダイタクヤマトの甥にあたるダイタクビクトリー[17]で木更津特別(500万下)を勝利[18]したほか、秋の新潟では父ニホンピロウイナー・母父トウショウボーイのレディーアイリスで新馬勝ち[19]を収めるなど9勝[5]をマークし、セタノキングでは矢作川特別(900万下)でトーヨーシアトルの2着[8]に入った。
1997年には明け8歳のケントニーオーでメンバー中唯一の関東馬となった小倉大賞典を2着[20]と健闘し、3月29日の中山第1競走4歳未出走では16頭中15番人気のブランドスリムで9番人気ナンヨーアマゾネスの2着に入って枠連10万・馬連12万馬券[21]の波乱を起こすと、翌30日のアクアマリンステークス(1500万下)ではセタノキングでノーザンレインボーの3着[8]に入った。8月23日の新潟第9競走湯之谷特別では新潟公営・赤間亨厩舎所属の4歳牝馬ヤマタケパークで逃げ切って[22]県所属馬の中央初勝利[23]に導くなど、3年ぶりの2桁勝利となる16勝[5]をマーク。
1998年からはフェイマスケイで短距離路線を活躍し、同年は夏の福島テレビ杯(1600万下)、秋の福島民友カップと福島1200mで2勝する[24]。GI初騎乗[25]となったスプリンターズステークスでは5着とはクビ差の6着と掲示板には入れなかったが、マサラッキ・ケイワンバイキング・エイシンバーリン・シンコウフォレストには先着した[26]。2000年には春の福島・やまびこステークスでダイタクヤマト・トロットスター・メジロダーリングに次ぐ4着[27]に入り、同年から1200mになった中京のテレビ愛知オープン[28]ではダイタクヤマト・メジロダーリングに勝利[29]。函館スプリントステークスではタイキトレジャー・ダイタクヤマト・メジロダーリングと前に行った3頭が残った中、3着メジロダーリングとハナ差でブロードアピール・スギノハヤカゼ・マイネルマックスに先着する4着[30]であった。
2000年には6月25日の函館第7競走4歳以上500万下では新潟公営・赤間亨厩舎所属の4歳牝馬マイショウパーク[31]で2着に7馬身差付けて勝利し[32]、地方馬で挙げた2勝は、1986年以降で地方馬に騎乗した中央生え抜きの騎手では田中勝春と並んだ[33]。
2001年9月23日の中山第3競走3歳未勝利・ビヨンドザダークで通算100勝を達成[34] [35]するが、同年の11勝が最後の2桁勝利となり、2002年と2003年は共に3勝、2004年は自己最低の僅か1勝に終わる[5]。
2005年は3月5日の中山第3競走3歳未勝利・ハヤツキシーズが最後の勝利[36]、4月24日の福島第8競走4歳以上500万下・ハルジュン(15頭中11着)が最後の騎乗[36]となり、5月31日付で現役を引退[3]。
引退後は土田稔厩舎の調教助手[37]となり、2010年1月2日より清水英克厩舎に移籍し[38]、コスモネモシンを担当[39]。
騎手成績
[編集]通算成績 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 出走回数 | 勝率 | 連対率 |
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平地 | 110 | 134 | 156 | 2000 | 2400 | .046 | .102 |
脚注
[編集]- ^ “嶋田高宏の近走成績”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “嶋田高宏の近走成績”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b “JRAホームページ|データファイル|騎手・調教師データ”. www.jra.go.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b “抽出[通算 1着レース]|嶋田高宏の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “嶋田高宏の年度別成績”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “ビショップリング (Bishop Ring)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “1994年5月22日のレース情報”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b c d e “セタノキング (Setano King)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “4歳以上900万下|1994年11月5日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “1994年11月27日のレース情報”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “1994年12月11日のレース情報”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “市川ステークス|1994年12月11日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “抽出[1995年度 1着レース]|嶋田高宏の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “エスパス (Espace)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b “ケントニーオー (Ken Tony O)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “新潟日報賞|1996年11月3日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “牝系情報|繁殖牝馬情報|ダイタクブレインズ|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “ダイタクビクトリー (Daitaku Victory)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “レディーアイリス (Lady Iris)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “小倉大賞典|1997年2月16日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “4歳未出走|1997年3月29日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “湯之谷特別|1997年8月23日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “1997年”. www.nispo.co.jp. 2025年2月27日閲覧。
- ^ “フェイマスケイ (Famous Kei)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “抽出[通算 重賞出走レース]|嶋田高宏の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2025年3月2日閲覧。
- ^ “スプリンターズS|1998年12月20日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “やまびこステークス|2000年4月23日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “レース名[テレビ愛知オープン]のレース検索結果|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “テレビ愛知オープン|2000年6月10日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “函館スプリントS|2000年7月2日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “マイショウパーク (Maisho Park)”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “4歳以上500万下|2000年6月25日”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “カク地のベストパートナーは誰だ? 6月26日(土)の放送予定|中央競馬実況中継|競馬|ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. www2.keibado.ne.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “抽出[通算 1着レース]|嶋田高宏の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ a b “嶋田高宏の近走成績”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “嶋田高宏騎手、水野貴広騎手が引退|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “厩舎の屋台骨を支える調教助手とは!?”. smart.keibalab.jp. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “超ド級のおてんば娘!コスモネモシンの純情”. netkeiba.com. 2025年3月1日閲覧。