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島田大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しまだ まさる
島田 大
プロフィール
愛称 しまやん、まちゃーる
出身地 日本の旗 日本栃木県宇都宮市[1]
生年月日 (1967-08-29) 1967年8月29日(57歳)[1]
最終学歴 明治大学政治経済学部
勤務局 朝日放送テレビ
部署 アナウンス部
職歴 アナウンサー兼報道記者
(1993年 - 2017年6月)
報道記者
(2017年7月 - )
活動期間 1993年 -
ジャンル 報道情報番組
公式サイト 島田大のプロフィールホームページ
出演番組・活動
出演中 newsおかえり(不定期)
出演経歴 おはよう朝日です
NEWSゆう+
全力投球!!妹尾和夫です

島田 大(しまだ まさる、1967年8月29日[1] - )は、朝日放送テレビの報道部記者[2]。以前は同局のアナウンサー[1]で、一時は記者と兼任していた。

来歴・人物

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栃木県宇都宮市の出身[1] で、栃木県立宇都宮高等学校を経て、明治大学政治経済学部へ進学。大学卒業後の1993年[1] に、アナウンサーとして朝日放送へ入社した。同期入社のアナウンサーに中浜葉月がいる。

朝日放送(当時)への入社後は、入社2年目で阪神・淡路大震災の取材に携わるなど、報道・情報系の番組を中心に随時出演。全国高校野球選手権大会中継朝日放送テレビ)のスタンドリポーターや、朝日放送ラジオでかつて放送されていた中央競馬実況中継の実況など、スポーツ中継に登場することもあった。2001年4月からは、朝日放送テレビ平日早朝の情報番組『おはよう朝日です』(「おは朝」)で、主にニュースキャスターを担当。2016年5月21日22日には、同番組の司会を務める後輩アナウンサー・岩本計介と共に、「まんが昭和むかしばなし『愛しの貧乏神』」(シアター・ドラマシティで上演の舞台作品)へゲストキャストとして出演した。

北朝鮮問題に詳しく、アナウンサー時代には、2000年代の後半から経済担当の報道記者を兼務していた[3]。趣味は競馬や「酷道」めぐり[4]。競馬については、馬券を買っての観覧にとどまらず、一口馬主方式で7頭ほどのサラブレッドを保有している。

2017年6月の人事異動を機に、後輩アナウンサーの高橋大作と共にアナウンス職から離れたため、同月30日で16年間担当した『おは朝』を卒業[5]。卒業後は高橋、大野聡美(2018年6月よりアナウンサーから記者に転身)と共に、報道局ニュースセンター記者としての活動に専念しながら、『キャスト』→『Newsおかえり』(朝日放送テレビで平日の夕方に関西ローカルで放送のニュース番組)などの番組へ随時登場している。夕方ニュースでは、娯楽色の強い特集企画を担当することが多い。

エピソード

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  • 朝日放送(当時)入社から『おは朝』レギュラー出演開始までの8年間は、テレビ・ラジオともレギュラー番組を持たない一方で、アナウンサーとして出演できるジャンルの番組をほぼすべて担当したという。新人・若手のアナウンサーには、このような経験を背景に、ジャンルにこだわらずさまざまな番組で場数を踏むことを勧めている[6]
  • 『おは朝』への通算出演期間は16年3ヶ月で、2017年6月の降板時点では、正木明(気象キャスター)に次いで長くレギュラー出演。男性司会者が休暇の際に代理司会を務めたり、「まちゃーる」という名義で「今朝のクローズアップ」(特集コーナー)内のロケ企画に出演したり、「トレンドエクスプレス」の“水着コレクション”を進行したり[7] することもあった。「今朝のクローズアップ」では、防犯関連企画の再現VTRで犯人役を演じることや、谷川知未エレクトーン奏者として出演していた時期に谷川と夫婦モノのコントを披露[8] することが多かった。その一方で、番組内のニュースには、本番前に自ら原稿を作成したうえで臨んでいる[9]
  • 大学時代から独身生活を続ける一方で、両親は実家で中華料理店を経営。北海道から取り寄せた味噌と麺で作る「味噌ラーメン」と、地元・宇都宮の名物にちなんだ「自家製味噌だれ餃子」が看板メニューで、2007年7月には『いきなり!黄金伝説』(テレビ朝日制作・朝日放送テレビでの同時ネット)内の「ザ・たっちが食べる宇都宮餃子の名店ベスト50」でも紹介された[10]。2016年4月からは、実店舗を休業したうえで、インターネットによる「味噌だれ餃子」の販売に事実上特化している。
  • 2005年に朝日放送テレビが髙島屋大阪店で開催した「ABCデリシャスライフ2005」には、実家の中華料理店が期間限定で出店(参照)。『おは朝』で紹介されたほか、島田自身が店頭に立つこともあった。また、2008年3月5日には、島田自身が『餃子のひとりごと』というブログを開設。『おは朝』の企画の一環として、1日限定で開設したにもかかわらず、本人の目標(500件)を遥かに上回るアクセス件数(3万6000件以上)を記録した。

出演番組・作品

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テレビ

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  • ABC NEWS
    • 週1・2日程度、平日12時前を担当。
  • おはよう朝日です(主にニュースキャスター、2001年4月 - 2017年6月)夏休みのピンチヒッターとしてMCも担当したこともある。
  • NEWSゆう+(2011年4月 - 9月)
    • 火曜日の「島田大のもうかる研究所」に所長役で出演。それ以前にも、経済関係の中継でリポーターを務めた[11]
  • キャスト
    • 「記者」として、2017年7月から取材や中継リポートを随時担当。
    • アナウンサー時代の後輩で第2代のメインキャスターだった浦川泰幸が体調不良で休演していた2017年12月には、「浦川泰幸のゲンバ検証」(火曜日の17時台に放送されるVTR取材企画)を、「島田大のゲンバ検証」という冠企画として継承。浦川の降板を経て2018年1月から第3代のメインキャスターへ就任した後輩アナウンサー・古川昌希による「古川真希のゲンバ検証」へつなげた。
  • Newsおかえり
    • 前番組『キャスト』に引き続き取材や中継リポートを随時担当。

ラジオ

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舞台作品

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  • まんが昭和むかしばなし『愛しの貧乏神』(2016年5月21日・22日、シアター・ドラマシティ)
    • 朝日放送でテレビドラマの制作に携わるプロデューサーの森山浩一が作・演出を担当した作品で、建設会社の社長役としてゲスト出演。

脚注

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  1. ^ a b c d e f アナウンサープロフィール|島田 大”. 朝日放送(現:朝日放送テレビ). 2010年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月10日閲覧。
  2. ^ 【島田大の記者目線】やさしいオトナのペースで大人気!「50歳以上限定の富士登山ツアー」に挑む|キャスト -CAST-”. 朝日放送テレビ. 2020年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月10日閲覧。
  3. ^ 2009年4月10日配信分の『アナパラ〜Oh!ラフィーキ〜』や、同年7月9日放送の『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』より。平日には『おは朝』へ出演してから、大阪経済記者クラブを拠点に活動していた。
  4. ^ 『島田大のちょびっと』2016年1月13日放送分より。
  5. ^ おはよう朝日です (2017年6月30日放送回) の番組概要ページ”. gooテレビ番組(関西版) (2017年6月30日). 2018年2月15日閲覧。
  6. ^ ゲストで出演した『ほろ酔い朝日です』(朝日放送ラジオ)2016年4月25日放送分より。
  7. ^ その際はアロハシャツにジーンズ、麦わら帽子という衣装に着替える。
  8. ^ 島田自身は、「コントのような演技や扮装が案外好き」という(参照)。
  9. ^ 『番組放送30周年記念「おはよう朝日です」の本』(京阪神エルマガジン社2009年11月27日初版刊行)の中に、原稿作成中の島田の写真が掲載されている。『島田大のちょびっと』(1日目…トークテーマは「平日の起床から昼までの行動」)でもその旨を語っている。
  10. ^ 朝日放送公式サイト内の男性アナウンサーコラム「ちゃんこ四方山」2007年7月10日分より。
  11. ^ 例えば2009年12月2日には、第二期増床工事が完了した神戸三田プレミアム・アウトレットを取材。17時台・18時台の生中継にも登場した。
  12. ^ 現職のアナウンサーでは、藤崎健一郎(桑原がかつて教授を務めた大阪芸術大学の出身者)が担当する場合にも、同じように言われる傾向がある。

外部リンク

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