岩成達也
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岩成 達也(いわなり たつや、1933年(昭和8年)4月10日 - 2022年(令和4年)12月9日)は、日本の詩人。大和銀行常務取締役・同社常任監査役を歴任。
略歴
[編集]京都市生まれ。東京大学理学部数学科卒業。大和銀行に入行し、後に常務取締役や常任監査役を務めた[1]。1958年、入沢康夫らと詩誌「あもるふ」を創刊。1981年、詩集『中型製氷機についての連続するメモ』で第19回藤村記念歴程賞受賞[2]。1990年『フレベヴリィ・ヒツポポウタムスの唄』で第20回高見順賞受賞[3]、2003年「(ひかり)、…擦過。』で第11回萩原朔太郎賞候補、2009年『みどり、その日々を過ぎて。』で第27回現代詩花椿賞受賞。宝塚市在住。
著書
[編集]- 『レオナルドの船に関する断片補足』思潮社 1969
- 『燃焼に関する三つの断片』書肆山田 1971
- 『徐々に外へ ほか』思潮社 1972
- 『擬場とその周辺』思潮社 1973
- 『岩成達也詩集』思潮社(現代詩文庫) 1974
- 『マイクロ・コズモグラフィのための13の小実験』青土社 1977.11
- 『中型製氷器についての連続するメモ』書肆山田 1980.10
- 『〈箱船再生〉のためのノート』書肆山田 1986.3
- 『詩的関係の基礎についての覚書』書肆山田 1986.7
- 『フレベヴリイ・ヒツポポウタムスの唄』思潮社 1989.10
- 『フレベヴリイのいる街』思潮社 1993.7
- 『私の詩論大全 評論集』思潮社 1995.6
- 『「鳥・風・月・花」抄』思潮社 1998.5
- 『(ひかり)、…擦過。』書肆山田 2003.6
- 『詩の方へ』思潮社 2009.7
- 『みどり、その日々を過ぎて。』書肆山田 2009.8
- 『(いま/ここ)で』書肆山田 2010.10
- 『誤読の飛沫』書肆山田 2013.1
- 『森へ』思潮社 2016.4
- 『風の痕跡』書肆山田 2017.4