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岩成達也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岩成 達也(いわなり たつや、1933年昭和8年)4月10日 - 2022年令和4年)12月9日)は、日本詩人大和銀行常務取締役・同社常任監査役を歴任。

略歴

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京都市生まれ。東京大学理学部数学科卒業。大和銀行に入行し、後に常務取締役や常任監査役を務めた[1]1958年入沢康夫らと詩誌「あもるふ」を創刊。1981年、詩集『中型製氷機についての連続するメモ』で第19回藤村記念歴程賞受賞[2]。1990年『フレベヴリィ・ヒツポポウタムスの唄』で第20回高見順賞受賞[3]、2003年「(ひかり)、…擦過。』で第11回萩原朔太郎賞候補、2009年『みどり、その日々を過ぎて。』で第27回現代詩花椿賞受賞。宝塚市在住。

2022年12月9日、心不全のため死去[4]。89歳没。

著書

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  • 『レオナルドの船に関する断片補足』思潮社 1969
  • 『燃焼に関する三つの断片』書肆山田 1971
  • 『徐々に外へ ほか』思潮社 1972
  • 『擬場とその周辺』思潮社 1973
  • 『岩成達也詩集』思潮社(現代詩文庫) 1974
  • 『マイクロ・コズモグラフィのための13の小実験』青土社 1977.11
  • 『中型製氷器についての連続するメモ』書肆山田 1980.10
  • 『〈箱船再生〉のためのノート』書肆山田 1986.3
  • 『詩的関係の基礎についての覚書』書肆山田 1986.7
  • 『フレベヴリイ・ヒツポポウタムスの唄』思潮社 1989.10
  • 『フレベヴリイのいる街』思潮社 1993.7
  • 『私の詩論大全 評論集』思潮社 1995.6
  • 『「鳥・風・月・花」抄』思潮社 1998.5
  • 『(ひかり)、…擦過。』書肆山田 2003.6
  • 『詩の方へ』思潮社 2009.7
  • 『みどり、その日々を過ぎて。』書肆山田 2009.8
  • 『(いま/ここ)で』書肆山田 2010.10
  • 『誤読の飛沫』書肆山田 2013.1
  • 『森へ』思潮社 2016.4
  • 『風の痕跡』書肆山田 2017.4

翻訳

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脚注

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  1. ^ 岩成達也とは コトバンク
  2. ^ 藤村記念歴程賞 全国書店ネットワーク e-hon
  3. ^ 高見順賞 全国書店ネットワーク e-hon
  4. ^ “詩人の岩成達也氏死去 元大和銀行常務”. 神戸新聞. (2022年12月15日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202212/sp/0015891151.shtml 2022年12月15日閲覧。