岩作村
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やざこむら 岩作村 | |
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廃止日 | 1906年5月10日 |
廃止理由 |
新設合併 長湫村、上郷村、岩作村 → 長久手村 |
現在の自治体 | 長久手市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 愛知郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
1,584人 (『角川日本地名大辞典 23 愛知県』1349頁、1891年) |
隣接自治体 | 上郷村、幡野村、白山村、岩崎村、長湫村、東春日井郡八白村、西加茂郡橋見村 |
岩作村役場 | |
所在地 | 愛知県愛知郡岩作村 |
ウィキプロジェクト |
岩作村(やざこむら[1])は、愛知県愛知郡にあった村。現在の長久手市の一部にあたる。
地理
[編集]歴史
[編集]- 江戸時代は、尾張藩領、水野代官所支配であった[2]。
- 1881年(明治14年)岩作郵便取扱所開設[2]
- 1883年(明治16年)夏、大旱魃により農作物に大きな被害を受けた[2]。
- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、愛知郡岩作村が単独で村制施行し、岩作村が発足[1][2]。大字は編成せず[2]。
- 1906年(明治39年)5月10日、愛知郡長湫村、上郷村と合併し、長久手村を新設して廃止された[1][2]。合併後は、長久手村岩作となった[2]。
地名の由来
[編集]本来は石作神社の社名になる石作郷であったが、音の短縮と同義字の併用から岩作に転じた[2]。
産業
[編集]- 農業、養蚕、亜炭[2]
教育
[編集]- 1873年(明治6年)教円寺に帰厚学校を開設[2]。1874年(明治7年)岩作学校に改称[2]。1887年(明治20年)尋常小学岩作学校となる[2]。1894年(明治27年)岩作尋常小学校に6か村組合立の高等部を併置[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 23 愛知県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。