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岡部道可

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡部 道可(おかべ どうか、天正18年(1590年) - 貞享元年(1684年))は、江戸時代前期の武士茶人大聖寺藩士。

加賀金沢の出身。越前大野に住していたため、「大野道可」と言われる。の茶人・幽宅より皆伝をうけ、飛騨高山藩金森可重の茶堂となり、(可重と親しい)古田織部台子点前を伝授したという(「岐路弁疑」)が、これは父の話か。後に100石にて大聖寺藩士となり、織部流遠州流の茶の湯を教えた。享年95歳。弟子に土屋宗俊遠藤元閑(医者、明暦2年(1656年)に道可より茶の湯を学ぶ)がいる。

参考文献

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  • 横田八重美「遠藤元閑の板行茶書」
  • 「岐路弁疑」『茶道古典全集 第4巻』淡交新社、1962年
  • 末宗廣編『茶人系譜』河原書店、1977年