岡崎車庫
表示
岡崎車庫 | |
---|---|
基本情報 | |
所在地 | 愛知県岡崎市 |
鉄道事業者 | 名古屋鉄道 |
最寄駅 | 車庫前電停 |
管轄路線 | 岡崎市内線・福岡線 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 5,184 m2 |
備考 | 各データは1961年当時[1]。 |
岡崎車庫(おかざきしゃこ)は、かつて愛知県岡崎市に存在した、名古屋鉄道の車両基地である。
岡崎市内線車庫前駅の西にあり、車庫前駅より引込み線が存在した。敷地面積は5,184m2。
概要
[編集]名古屋鉄道の岡崎市内線の路面電車の車庫である。岡崎車庫が正式名であるが、単に「車庫」とも呼んでいたという。車庫以外にも、日常検査、月検査、全般検査や改造も行っていた。車庫内には分岐器や転車台はなく、車両の入れ替えはトラバーサーで行われていた。引込線は2線、留置線は6線設置されていた。
設置時期は不明であるが、1912年(大正元年)に電化された前後という[2]。1945年(昭和20年)7月の岡崎空襲で全焼し、多くの車両が焼失している。
1962年(昭和37年)6月17日、岡崎市内線の廃止とともに閉鎖。
その他
[編集]- 跡地は区画整理され痕跡は無い。おおよその位置は国道248号「警察署前」交差点の南西付近である。
脚注
[編集]- ^ 名古屋鉄道 編『名古屋鉄道社史』名古屋鉄道、1961年、704頁。ASIN B000JAMKU4。
- ^ 1936年以前に駅名で「車庫前」が表記されている。