岑村傑
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岑村 傑(みねむら すぐる、1967年 - )は、日本の仏文学者。慶應義塾大学文学部仏文学専攻教授。
人物・経歴
[編集]長野県生まれ[1]。1991年東京都立大学人文学部仏文学科卒業[2]。1993年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了[2]。1999年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学[1]。2001年パリ第4大学大学院博士課程修了[3][2]、文学博士[2]。同年東京都立大学人文学部仏文学科助手。2002年慶應義塾大学文学部仏文学専攻助手。2007年慶應義塾大学文学部仏文学専攻准教授。2015年慶應義塾大学文学部仏文学専攻教授[2]。
著作
[編集]著書
[編集]- "Jean Genet et la poétique du bagne : de la cellule pénitentiaire au bagne intime" Atelier national de reproduction des thèses 2001年
- 『ゾラの可能性 : 表象・科学・身体』(小倉孝誠, 宮下志朗編, 共著)藤原書店 2005年
- 『ユートピアの文学世界』(柴田陽弘編著, 共著)慶應義塾大学出版会 2008年
- 『身体はどう変わってきたか : 16世紀から現代まで』(アラン・コルバン, 小倉孝誠, 鷲見洋一と共著)藤原書店 2014年
編書
[編集]訳書
[編集]- ルイ・シュヴァリエ著『三面記事の栄光と悲惨 : 近代フランスの犯罪・文学・ジャーナリズム』(小倉孝誠と共訳)白水社 2005年
- J-J・クルティーヌ編『20世紀まなざしの変容』藤原書店 2010年
- ジャン・ジュネ著『公然たる敵』(鵜飼哲, 梅木達郎, 根岸徹郎と共訳)月曜社 2011年
- ターハル・ベン・ジェルーン著『嘘つきジュネ』インスクリプト 2018年